May 2008
May 29, 2008
5/29(木) 観劇 文学座公演「風のつめたき桜かな」in 紀伊国屋サザンシアター
9時過ぎに起床。
最近は、よく眠れます。
やっとというか、久しぶりというか。
ホットサンドを作り、オレンジとしじみスープで朝ごはん。
昨日の読売新聞での劇評を観て、以前、「必ず観よう」と思って、忘却していたことを思い出す。
これが、まさにデカダンな最近の自分の生き方を象徴。
これではいけないと、すぐに家を出る。
途中で、リニューアルオープンの松江図書館に寄る。
笑ってしまうほど、こじんまりとした簡易的なつくり。
都営新宿線で船堀駅から新宿駅まで。
急行で20分。
すぐに紀伊国屋サザンシアターに向かう。
会場には20分前着。
95パーセントの席が埋まっている感じで、なんとかチケットをゲット。
やはり、ご老人のお客様の割合が多いが、皆様、なんとエレガント。
とてもお上品な雰囲気。
観ようと思ったのは、大正5年生まれの戌井市郎氏(すでに90歳を超えているが)の演出を観てみたかったこと、さらに、平田オリザ作品を観てみたかったこと、この2点に尽きる。
戌井市郎氏は、毎年暮れの「オールドバンチ」で知った。
文学座の創設メンバー。
非常に楽しみであった。
風のつめたき櫻かな―久保田万太郎作品集より―
<あらすじ>
201X年早春、東京を直下型地震が襲った。
なんとか全壊は免れた喫茶店「ライン」には、避難所暮らしの人、家族を亡くした人、ボランティアの学生に得体の知れない人物まで、様々な人たちが出入りする。この店に来て何が解決するわけではないが、皆ほんの少しだけ元気を取り戻しては帰っていく。
目下「ライン」で最大の話題は、毎年恒例の商店街の花見を行うかどうか。他愛なく盛り上がる商店街の人たちだが、それぞれに心に傷を負い、不安を抱えている。
久保田万太郎の世界が、人々の心安らぐ大切な「居場所」として、平田オリザの手によって甦ります。
<キャスト>
棚橋誠一(喫茶店ライン店主) …… 田村勝彦
棚橋弘子(誠一の妻) …… 八木昌子
藤倉真由美(店員) …… 佐藤麻衣子
笹岡和義(パン屋の若旦那) …… 細貝弘二
市山 茂(文房具屋のご隠居) …… 加藤 武
市山みつ(茂の妻) …… 本山可久子
新藤秀作(乾物屋店主) …… 川辺久造
新藤幸恵(秀作の妻) …… 新橋耐子
新藤太一(息子) …… 岸槌隆至
森本孝明(電気屋) …… 大滝 寛
熱田君宏(金物屋) …… 清水幹生
青木浩二郎(床屋・商店会長) …… 坂部文昭
山口三郎(本屋) …… 高瀬哲朗
山口久美子(三郎の妻) …… 富沢亜古
三本杉康明(小学校の先生) …… 外山誠二
井上由紀(ボランティアの学生) …… 山谷典子
蓮田修三(謎の人) …… 坂口芳貞
<スタッフ>
作・平田オリザ演出・戌井市郎
装置・石井強司
照明・山内晴雄
音響効果・秦 和夫
衣裳・中村洋一
振付・若柳禄寿
舞台監督・北 則昭
演出補・黒木 仁
制作・日下忠男、友谷達之
票券・松田みず穂
イラスト・横尾智子
宣伝美術・太田克己
ストーリーは、下記劇評を参照(クリックすれば拡大できます)。
非常に淡泊で、ストーリーとしても、大した起伏があるわけではないが、人間として生きていく中で、向かうさまざまな局面、立場に対し、素直に演者が表現でき、観ている人たちそれぞれの、心に響いてくる。
決してハッピーエンドではないし、でもそれが人生そのもの、本質なんだと再確認させてくれて、でも、それでも毎日を頑張っていくて行くことが大事なんだと、訴えてくれている。
2時間でも、飽きることなく、セリフの応酬でも一つ一つのテンポがよく、何より、会話、距離感、間の取り方にプロフェッショナルを観た気がした。
まさに、プロです。
大人の作品。
帰りに、神田から自転車で帰る。
新小岩のいつもの魚屋で刺身(今日はカツオの刺身の盛り合わせ)を買っていたら、なんと鮮魚部門が今月で終了だということを知って、ショック。
おじさん、おばさん(と言っても、もう高齢の方に達するが)も失業だということで、顔を曇らせていた。
確かに、商店街で、鮮魚だけ、というのは難しいかもしれない。
でも、大事なものがなくなるということはつらいもので。
_____________________________________
今日まで観ていたDVD
いよいよですな。
最近は、よく眠れます。
やっとというか、久しぶりというか。
ホットサンドを作り、オレンジとしじみスープで朝ごはん。
昨日の読売新聞での劇評を観て、以前、「必ず観よう」と思って、忘却していたことを思い出す。
これが、まさにデカダンな最近の自分の生き方を象徴。
これではいけないと、すぐに家を出る。
途中で、リニューアルオープンの松江図書館に寄る。
笑ってしまうほど、こじんまりとした簡易的なつくり。
都営新宿線で船堀駅から新宿駅まで。
急行で20分。
すぐに紀伊国屋サザンシアターに向かう。
会場には20分前着。
95パーセントの席が埋まっている感じで、なんとかチケットをゲット。
やはり、ご老人のお客様の割合が多いが、皆様、なんとエレガント。
とてもお上品な雰囲気。
観ようと思ったのは、大正5年生まれの戌井市郎氏(すでに90歳を超えているが)の演出を観てみたかったこと、さらに、平田オリザ作品を観てみたかったこと、この2点に尽きる。
戌井市郎氏は、毎年暮れの「オールドバンチ」で知った。
文学座の創設メンバー。
非常に楽しみであった。
風のつめたき櫻かな―久保田万太郎作品集より―
<あらすじ>
201X年早春、東京を直下型地震が襲った。
なんとか全壊は免れた喫茶店「ライン」には、避難所暮らしの人、家族を亡くした人、ボランティアの学生に得体の知れない人物まで、様々な人たちが出入りする。この店に来て何が解決するわけではないが、皆ほんの少しだけ元気を取り戻しては帰っていく。
目下「ライン」で最大の話題は、毎年恒例の商店街の花見を行うかどうか。他愛なく盛り上がる商店街の人たちだが、それぞれに心に傷を負い、不安を抱えている。
久保田万太郎の世界が、人々の心安らぐ大切な「居場所」として、平田オリザの手によって甦ります。
<キャスト>
棚橋誠一(喫茶店ライン店主) …… 田村勝彦
棚橋弘子(誠一の妻) …… 八木昌子
藤倉真由美(店員) …… 佐藤麻衣子
笹岡和義(パン屋の若旦那) …… 細貝弘二
市山 茂(文房具屋のご隠居) …… 加藤 武
市山みつ(茂の妻) …… 本山可久子
新藤秀作(乾物屋店主) …… 川辺久造
新藤幸恵(秀作の妻) …… 新橋耐子
新藤太一(息子) …… 岸槌隆至
森本孝明(電気屋) …… 大滝 寛
熱田君宏(金物屋) …… 清水幹生
青木浩二郎(床屋・商店会長) …… 坂部文昭
山口三郎(本屋) …… 高瀬哲朗
山口久美子(三郎の妻) …… 富沢亜古
三本杉康明(小学校の先生) …… 外山誠二
井上由紀(ボランティアの学生) …… 山谷典子
蓮田修三(謎の人) …… 坂口芳貞
<スタッフ>
作・平田オリザ演出・戌井市郎
装置・石井強司
照明・山内晴雄
音響効果・秦 和夫
衣裳・中村洋一
振付・若柳禄寿
舞台監督・北 則昭
演出補・黒木 仁
制作・日下忠男、友谷達之
票券・松田みず穂
イラスト・横尾智子
宣伝美術・太田克己
ストーリーは、下記劇評を参照(クリックすれば拡大できます)。
非常に淡泊で、ストーリーとしても、大した起伏があるわけではないが、人間として生きていく中で、向かうさまざまな局面、立場に対し、素直に演者が表現でき、観ている人たちそれぞれの、心に響いてくる。
決してハッピーエンドではないし、でもそれが人生そのもの、本質なんだと再確認させてくれて、でも、それでも毎日を頑張っていくて行くことが大事なんだと、訴えてくれている。
2時間でも、飽きることなく、セリフの応酬でも一つ一つのテンポがよく、何より、会話、距離感、間の取り方にプロフェッショナルを観た気がした。
まさに、プロです。
大人の作品。
帰りに、神田から自転車で帰る。
新小岩のいつもの魚屋で刺身(今日はカツオの刺身の盛り合わせ)を買っていたら、なんと鮮魚部門が今月で終了だということを知って、ショック。
おじさん、おばさん(と言っても、もう高齢の方に達するが)も失業だということで、顔を曇らせていた。
確かに、商店街で、鮮魚だけ、というのは難しいかもしれない。
でも、大事なものがなくなるということはつらいもので。
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今日まで観ていたDVD
収録時間:87分
レンタル開始日:2004-04-29
Story
CTUのLA支局長・ジャックが事件を捜査するために奔走する24時間を描いた、K・サザーランド主演のサスペンスセカンドシーズン第4弾。核使用のテロ計画が発覚し、ジャックが再び捜査のために奔走する。第13話「20:00(詳細こちら)
いよいよですな。
May 28, 2008
5/28(水) 久しぶりの神宮
終業時間1分後に職場を出る。
こんな自分になるとはねえ。
自転車で神田まで向い、チケットショップで東急の株主優待券を4枚購入。
銀座線で外苑前駅に向かう。
神宮球場に向かう。
久しぶりの神宮。
日本ハム対ヤクルト
内野スタンドは、笑えないほどの空席だらけ。
特に地元のチームの方がねえ。
日本ハムの先発はダルビッシュ。
仕事終わりに見に来ている人が多く、うらやましい。
何度も言っているが、仕事終わりに、観劇、コンサートなどに行ける生活が、豊かな生活だと思うのだが。
初めて、外野指定席に座る。
今まで、神宮球場は内野しか座ったことがないので、「一度は…」と思ったが、外野フェンスの上部分に、フェンスを高くする意味で、網のフェンスがあり、これが見にくさを助長しているのだ。
自分が座ると、ちょうどバッターとピッチャーの目線に、フェンスの上部分が重なっており、顔が確認できない。
これは盲点。
試合はすでに日本ハムが2点リード、応援も盛り上がりにやや欠け、試合は非常に淡泊。
ビールの売り子さんは、なぜみなエレガントな美人が多いのだろう。
汗のせいだろうか。
いつも思う。
なんか、両チームも、元気がないみたいですね。
ダルビッシュが勝利投手になったものの、あまりいい成績ではないのにねえ。
首位に上がろうという覇気がないと思うのは、自分だけか。
信濃町駅から、新小岩駅まで総武線。
電車に10分以上乗ると、イライラする。
禁断症状か。
新小岩からバスで。
夜10時過ぎでも、バス停には長い行列が。
葛飾区はそういう区なのだ。
_____________________________________
今日まで読んでいた本
「超」発想法
久しぶりに、知的好奇心がかきたてられた。
内容は、新発見ということよりも、見直した、という方が多い。
何となく漠然と思っていたことが、確信につながったと言った方がいいかな。
こんな自分になるとはねえ。
自転車で神田まで向い、チケットショップで東急の株主優待券を4枚購入。
銀座線で外苑前駅に向かう。
神宮球場に向かう。
久しぶりの神宮。
日本ハム対ヤクルト
内野スタンドは、笑えないほどの空席だらけ。
特に地元のチームの方がねえ。
日本ハムの先発はダルビッシュ。
仕事終わりに見に来ている人が多く、うらやましい。
何度も言っているが、仕事終わりに、観劇、コンサートなどに行ける生活が、豊かな生活だと思うのだが。
初めて、外野指定席に座る。
今まで、神宮球場は内野しか座ったことがないので、「一度は…」と思ったが、外野フェンスの上部分に、フェンスを高くする意味で、網のフェンスがあり、これが見にくさを助長しているのだ。
自分が座ると、ちょうどバッターとピッチャーの目線に、フェンスの上部分が重なっており、顔が確認できない。
これは盲点。
試合はすでに日本ハムが2点リード、応援も盛り上がりにやや欠け、試合は非常に淡泊。
ビールの売り子さんは、なぜみなエレガントな美人が多いのだろう。
汗のせいだろうか。
いつも思う。
なんか、両チームも、元気がないみたいですね。
ダルビッシュが勝利投手になったものの、あまりいい成績ではないのにねえ。
首位に上がろうという覇気がないと思うのは、自分だけか。
信濃町駅から、新小岩駅まで総武線。
電車に10分以上乗ると、イライラする。
禁断症状か。
新小岩からバスで。
夜10時過ぎでも、バス停には長い行列が。
葛飾区はそういう区なのだ。
_____________________________________
今日まで読んでいた本
「超」発想法
久しぶりに、知的好奇心がかきたてられた。
内容は、新発見ということよりも、見直した、という方が多い。
何となく漠然と思っていたことが、確信につながったと言った方がいいかな。
May 26, 2008
5/26(月) 久しぶりに
川田亜子アナが自殺。
ブログを見て、とても病んでいたのに、誰も助けられなかったということに、自分だったらということを考えてしまうのだ。
特に大好きというわけではないが、いつも見ていたはずで、よく近況を見てみると、恐ろしく病的。
そして、自分の考えていることの暗さ。
同情します。
毎日が混沌。
自分の気持ちも、考え方も。
簡単にいえば、目標を失っているのです。
このまま、生きているのでは、意味がないと思ってしまうのです。
_____________________________________
今日まで読んでいた本
東京飄然
文面はそれほど心に響くことがなかった。
なんでだろう。
_____________________________________
今日まで観た映画
(たぶん)スペイン映画で、初めて観ると思う。
独特の雰囲気で、演劇が好きな自分は、水のように透き通って体に染み込んでいた。
ストーリーは、普通に聞いたら、観たくないと思ってしまう。
だって、看護師が、こん睡状態の患者にレイプしてしまう。
これを聞いたら、?と!になってしまうと思う。
でも、これがメインテーマではなく、ストーリーの一部でしかなく、全体に流れる独特の軽さ、重さ、これがとても新鮮。
観ていない、聞いていない、知らない人間が、芸術作品(演劇・音楽・映画など)をひとくくりでカテゴライズしてしまうニッポン。
そういう中で、この映画を観て、非常に新鮮。
ブログを見て、とても病んでいたのに、誰も助けられなかったということに、自分だったらということを考えてしまうのだ。
特に大好きというわけではないが、いつも見ていたはずで、よく近況を見てみると、恐ろしく病的。
そして、自分の考えていることの暗さ。
同情します。
毎日が混沌。
自分の気持ちも、考え方も。
簡単にいえば、目標を失っているのです。
このまま、生きているのでは、意味がないと思ってしまうのです。
_____________________________________
今日まで読んでいた本
東京飄然
文面はそれほど心に響くことがなかった。
なんでだろう。
_____________________________________
今日まで観た映画
監督:ペドロ・アルモドバル
収録時間:114分
レンタル開始日:2004-02-16
Story
鬼才、ペドロ・アルモドバル監督が描くラブロマンス。事故で昏睡状態になったダンサー・アリシアと女闘牛士・リディア。アリシアを影ながら愛してしまった看護士・ベニグノとリディアの恋人・マルコは、お互いの境遇(詳細こちら)
(たぶん)スペイン映画で、初めて観ると思う。
独特の雰囲気で、演劇が好きな自分は、水のように透き通って体に染み込んでいた。
ストーリーは、普通に聞いたら、観たくないと思ってしまう。
だって、看護師が、こん睡状態の患者にレイプしてしまう。
これを聞いたら、?と!になってしまうと思う。
でも、これがメインテーマではなく、ストーリーの一部でしかなく、全体に流れる独特の軽さ、重さ、これがとても新鮮。
観ていない、聞いていない、知らない人間が、芸術作品(演劇・音楽・映画など)をひとくくりでカテゴライズしてしまうニッポン。
そういう中で、この映画を観て、非常に新鮮。
May 21, 2008
5/21(水) 小さなことかもしれないが
自分が生きている意味とは何かと考えている毎日。
バイオリズムが悪いのか、単純に鬱なのか。
とにかく、テンションが低く、やる気が起こらない。
ストレスの塊。
何となく生活している中で、自分の死、放棄、破壊、そればかりを妄想してしまう。
苦しい毎日。
苦しい毎日。
でも、これを打破するのは、動くしかないのだけれど。
これほど、凹んでいる時間を過ごすのは久しぶり。
現実逃避ばかり考えてしまう。
楽しみが何もない。
自分で作らないのがいけないが。
職場のK氏と同じ発想、同じ考えになっているのが不思議。
今日は仕事をやめて海外に行こう、そればかり考えていた。
今日、家に帰って、ジンジャーエール(もともとモスコミュール用に買った、安い缶ジュース)を飲もうと思って、口にしたら、アロエサワー。
こんな感じの毎日。
そしてほろ酔い(本当にわずかであるが)の中、この文章を作る。
まさに、隠しようのない、本音です。
バイオリズムが悪いのか、単純に鬱なのか。
とにかく、テンションが低く、やる気が起こらない。
ストレスの塊。
何となく生活している中で、自分の死、放棄、破壊、そればかりを妄想してしまう。
苦しい毎日。
苦しい毎日。
でも、これを打破するのは、動くしかないのだけれど。
これほど、凹んでいる時間を過ごすのは久しぶり。
現実逃避ばかり考えてしまう。
楽しみが何もない。
自分で作らないのがいけないが。
職場のK氏と同じ発想、同じ考えになっているのが不思議。
今日は仕事をやめて海外に行こう、そればかり考えていた。
今日、家に帰って、ジンジャーエール(もともとモスコミュール用に買った、安い缶ジュース)を飲もうと思って、口にしたら、アロエサワー。
こんな感じの毎日。
そしてほろ酔い(本当にわずかであるが)の中、この文章を作る。
まさに、隠しようのない、本音です。