July 2011

July 31, 2011

7/31 (日) 「Fuji Rock Festival 2011/フジロックフェスティバル2011」 3日目 Part.2

終演後の写真。
DSC_0574




40) YELLOW MAGIC ORCHESTRA @ Green Stage (19:20~)



初めてのY.M.O.のライブ。
とても楽しみにしていた。
彼らが登場するころにはすっかりと日が落ち、雰囲気も最高潮。

DSC_0576


ステージに登場する3人、坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣は貫録十分。

0532


そして彼らの奏でる音は素晴らしいの一言。

0333


美しく、洗練されて、別世界の感じ。

0433


客席もその音のシャワーに酔いしれていた。

0138


ステージセットもシンプル、映像に相当凝った感じであったが、やはり圧倒的だったのはその音世界。

DSC_0575


なんでこの3人はこのような素晴らしい音楽をつくれるのだろう、そんなことを考えつつ、酔いしれていた。

0233


時間がどのくらい経ったのかも分からず、ただ茫然と聞き惚れていて、あっという間に終わってしまった、そんな感じ。


貴重な時間を経験した。

Firecracker
Behind The Mask
Riot in Lagos
The City of Light
京城音楽 SEOUL MUSIC
灰色(グレイ)の段階 GRADATED GREY
体操 TAISO
1000 KNIVES 千のナイフ
Cosmic Surfin’
RYDEEN
Cue
東風



走ってレッド・マーキーに向かう。
会場の雰囲気は最高潮
もう終わってしまうという哀愁と、まだ終わらないぞという期待感。

DSC_0577




41) ATARI TEENAGE RIOT @ Red Marquee (20:30~)



レッド・マーキーについてびっくりした。
超満員。

DSC_0579


しかも危険を感じるほどの大盛り上がり。

DSC00902


そして強烈な音世界と、照明の点滅。



もう言葉も出ない。

DSC5370


感じて、踊り、叫ぶ。
なんだこの世界は、と思いつつ、でも嫌いではない。

DSC0056


圧倒的なメッセージとアピール。

DSC7691


それにこたえるオーディエンス。





圧縮されたエネルギーが満ち溢れた空間。

DSC_0580



確実に明日への希望を感じた。

DSC0001


ケミカル・ブラザーズのため途中で退散したが、大満足。


いよいよ大トリに近づき、会場も終演に近づいて独特の雰囲気。
もう終わってしまうという悲しさと、素敵な空間にいられる喜び。

DSC_0582


幸せな空気が会場全体を包んでいた。

DSC_0581




42) THE CHEMICAL BROTHERS @ Green Stage (21:30~)



間違いなくこのフェスティバルで一番のハイライトの瞬間だった。
人生でも味わったことがないほどの素晴らしい体験。


この映像は、その場にいた雰囲気をよく出している。
これからすごいことが起きそうだという予感とともに始まったのだ。


あまりにもすごくて、どれだけすごいかよくわからず、素晴らしさが分かるまで1年がかかりだったほどだ。

DSC_0583


このライブが映像化され、映画館で上映されたが、そこで復習をして、やっと自分が味わったのがどういう世界だったのか、どういう音だったのか、どういう照明で映像だったのかを振り返ることができたほどだ。

DON'T THINK -LIVE AT FUJI ROCK FESTIVAL-(初回生産限定盤)DON'T THINK -LIVE AT FUJI ROCK FESTIVAL-(初回生産限定盤)
アーティスト:ケミカル・ブラザーズ
販売元:EMIミュージックジャパン
(2012-03-21)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


では、何がすばらしかったかといえば、まず音の世界観。
曲そのものもそうだが、その編集、つなげ方が圧巻。

DSC_0584


休み暇がなかった。

0437


そして照明、映像。

0536


はっきり言ってその情報量がすごく、照明の点滅もすごく、自分の頭で理解できる量をはるかに超えていた。
ついていくのに精一杯。

DSC_0585


目を細めて観ていたのを覚えている。

IMG_9722


その場にいなければ味わえない快感、空間。

IMG_1635


そして自分の許容範囲をはるかに超える刺激。

DSC_0586


そして圧倒的な音楽の世界観。

0237


90分のライブ、ノックダウンされた。



ライブの最後は、大きなスクリーンに日の丸。
明日から元気よく生きていこうと決意した。

ここで本来終わりだが、これからを期待していた人も多かったのではないか。
すでに夜の11時を過ぎていたが、グリーンステージは人が増えていったのだ。

DSC_0588




43) special guest THE MUSIC @ Green Stage (23:40~)



知らない人のために述べると、彼らと日本、特にフジロックフェスティバルとのつながりは、ザ・ミュージックはとりわけ親日家として強力なファンベースを日本に持つことによる。

きっかけはアルバムデビュー前の2002年、フジロック・フェスティバルでのパフォーマンスであろう。まったくの無名新人であった彼らの演奏は各所で話題をさらい、日本での人気爆発を呼び込んだ。

これがその伝説の映像。


以降、毎年のように日本公演が実現することとなったが、その発端であるフジロックには2009年現在までに都合5度の出演を果たしている。
その内、2003年の出演時には、自らの出番を終えていたものの、キャンセルとなってしまったザ・コーラルの穴埋め代打を快諾して2日連続の登場。
翌年2004年にはサマーソニック出演で来日したが、これを利用し、休暇を兼ねた全くの自腹・プライベートでフジロックに観客入りしたことは有名なエピソードである(しかも、その年の大トリを務める予定であったモリッシーのドタキャンにより最終日のヘッドライナーが空位となった際は、ザ・ミュージックの来訪中を知る多くの関係者から03年よろしく代打登板でヘッドライナー打診論が起きたほどである。結局、公私合わせ05年までで4年連続のフジロック参加となった。)
しばらくのインタバールを経た2008年には満を持してホワイト・ステージの大トリを務めたが、超満員の観衆を集めて当然の入場規制となる。

そして、2011年日本での最後のライブで遂にクロージングアクトとしてグリーンステージに立つ。
このフジロックフェスティバルの前にツアーで日本中を回り、日本での最後のライブとしてフジロックフェスティバルになるのだ。

解散をする彼らの姿を観たいと思った数万人の観客が、温かく見守る中でライブはスタート。

IMG_8919


自分はライブとして初めて見たが、演奏はタイト。

IMG_8946


解散前のMr.BIGのライブも同じように感じたが、 洗練された演奏を聞かされると本当に残念。

DSC_0592



トリではないのでステージセットも非常にシンプル、なおかつ照明なども最小限。

DSC_0590


それでも熱いライブであった。

IMG_9822


そして、「The People」



もうこの映像がすべてを表している。

IMG_9854


日本人に愛されたThe Music、ありがとう。

IMG_9952



終演後にアンコールが。
フェスではアンコールは大トリ以外はないが、それでもずっと止まず。
あまりにも長く続いたので、フジロックのオーガナイザーである日高さんが登場。「彼らは、フジロックで散りたいと言っている。アンコールはありません。」と。
そして拍手が。

一つの時代が終わり、今年のフジロックフェスティバルが終わった瞬間だった。

DSC_0594



帰りのバスはなぜか一番最後のバスに乗ることができ、半分が空席だったため、ゆったりと座って帰れることができたのはよかった。

DSC1910


ありがとう。

hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(1) 音楽 | 

7/31 (日) 「Fuji Rock Festival 2011/フジロックフェスティバル2011」 3日目 Part.1

3日目。
とうとう最終日になってしまったが、かすかな霧雨。
気持ちのいい朝。
Tシャツ売り場を含め、公式の販売は2日目でほとんど売り切れているほど3日間いる人がほとんど。
これが毎日続けばいいのに、と思う気持ちといよいよ最終日という気持ちと。



31)OH SUNSHINE @ Red Marquee (10:20~)



朝一番のライブ。

DSC_0550


大体日本人のライブが多いが、今日は違った。

IMG_8522


美しい、でも若い女性と日本人のギタリストの二人。

IMG_8911


しかし演奏はタイトで素晴らしかった。
歌もお上手。

IMG_8755


IMG_8832


またライブのこなし方といえば若さはあるが、安定感のあるライブはとてもいい印象に残った。




IMG_8915


ビールを飲んでということもあるが、いい気分になった。



今日もいい一日になりそう、そんなうれしさが沸いてきた。

DSC_0552


雨はやみつつあるが、地面はなかなか厳しさがある今日も。

DSC_0553





32)YOUR SONG IS GOOD @ Green Stage (11:00~)



グリーンステージ1発目。

0126


お名前は知っていたが、初めて聞いた音、初めて体験するライブ。

0226


残念ながら、大きく拒否反応が出てしまった。

0326


今考えてみれば、それぞれの楽器が自己主張しているだけで、グルーブを感じなかったのだ。

0426


ということで、すぐに移動してしまった。

0526




33)RINGO DEATHSTAR @ White Stage (11:30~)



ほとんど彼らのことを知らなかったが、音の歪み方、歌と曲との調和、とても素晴らしいライブだった。

KG018421


DSC_0555


野外という空間を制しているライブは、若いにもかかわらず、とても善戦していた。



この段階で雨がかなり降り始めて気持ちがブルーになるかと思ったが、周りの人が普通にレインコートを着てそのままのテンションでライブを楽しんでいる姿を観ると、なんかフジロックフェスティバルに来たんだなと思った。

KG018252


轟音にもかかわらず、調和のとれた演奏、これこそいい音楽という気がした。

KG027914


KG018273


ライブも盛り上がりにくい演奏にも関わらず盛り上がっていた。



このあたりで雨がまた降り始めるのだ。

DSC_0556


Field Of Heavenを通過してOrange Courtへ向かう。



34) ハンバートハンバート @ Orange Court (11:30~)



朝一番に一番奥、しかも雨、それでも熱いライブを繰り広げていた。

DSC_0557


DSC_5329


日本人のグループで、メインのお二人はあとで知ったことだがご夫婦だった。

DSC4492


どうりで、MCが面白いわけだ。
曲も安定したよい曲。

DSC4606


時間の関係で最後の2曲だけだったが、雨もひどくなっていく。

DSC4669


そんな最後の曲・・・!



あのコマーシャルで有名な曲は彼らだったのだ。

DSC_5410


いやー、いいものを観た気がした。
でも、いい曲を奏でる彼らでした。



35) SHUGO TOKUMARU @ White Stage (12:50~)



今回のフジロックフェスティバルで出会えてよかったアーティストに一人。

tokumaru02


雨が上がり始めたホワイト・ステージで、とても極上の時間を提供してくれた。

DSC_0559


日本の音楽界でものすごく売れる音楽の種類ではないが、自分が正しいと思うことをやり続けて、それを提供してくれる。
彼以外に、バックのミュージシャンも演奏していた楽しそう。

tokumaru01


それだけで観ている我々も幸せになる。

tokumaru03


DSC_0558


そんな素敵な時間だった。

tokumaru04


MCでフジロックに客として来て、そして出るようになったことをシミジミと語っていたのが印象的。

tokumaru05


ファンになりました。

グリーンステージに移動。
青空が出てきたころ。

DSC_0560




36) THE KILLS @ Green Stage (14:00~)



晴れてきて、最終日にしていい予感

DSC_0562


そしてステージに出てきた黒づくめの二人、シンプルなステージセット。

0329

0230


そして奏でる音は、正直言ってグリーンステージで奏でる音ではなかった。

0128

0528


カオスな音で、個人的にはあまり好きな方ではなかった。

0428




途中で退散。

木道亭でライブをしっかり見る機会がなかったが、高田漣が出るということで木道亭の近くを通ると、すでに彼がセッティングしていた。
DSC_0563


高田渡を知ることにより、息子さんの彼を知ることになるのだが、実物を見て全然イメージと違っていたので驚いた。

DSC_0564


残念ながら、悔しかったが、オレンジ・コートに向かう。



37) なぎら健一 & OWN RISK @ Orange Court (14:50~)



天気は晴れてきて、最高。

DSC_0566


だが、高校のサッカーグラウンドであるこのステージは地面が最悪。
田んぼのような感じで、ライブを観るのには劣悪です。
これは何とかならんものか。
そしてなぎら健一登場。
こういう機会でないと観られないため、自分も同様に、楽しみにしている人が多かったようで、歓声も大きかった。

1_OK13024


「えー…昨日の晩からね、天気がよろしくないっつぅんで、祈りましたよ。まぁひとえに、私の力でこれだけ晴れたのかな、と」
が第1声。

彼の曲を聞いてびっくりしたこと。

2_OK12997


それは彼の声は美声だということ。
格好良く、美しい声。
遠くまで透き通る声に驚いた。

3_OK12950


もちろんイメージ通り、歌詞も分かりやすくいい。
日本人でよかった、安心できる歌詞。

4_OK13008


同時に彼はかつらをかぶっていることにも気づいた。

MCも短いながらとても面白く、世界一短い歌ということで田代まさしの覚せい剤の事件をもじって、”与作”の替え歌で「保釈でシャ○を打つ〜 再逮捕〜」と歌う。

DSC_0565


やはり震災の影響は彼にも多大な影響を与えたようで、仕事がほとんどなくなり、あってもボランティアになってしまい、震災で別の意味で被害を受けたと言っていた。

「震災ですけども、東北は大変です。『がんばれがんばれ』って言いますけど、がんばってない人はいませんよ。えー、なんかもうちょっと、他の言葉がないのかな、と思います。切ない事なんて、もう考えなくても良いんじゃないかと思います。酒飲んで忘れちまいましょう!」

今年のフジロックフェスティバルは、震災後4か月後の開催ということで、それぞれがその立場で感じ、考えていた。

DSC_0567


そして思いが共有できる瞬間でもあった。


歌で、音楽で。

5_OK20960


非常に楽しく、素晴らしい空間だった。



38) TINARIWEN @ Field Of Heaven (14:50~)



出てきたときに客席に動揺が。

YS3_5936


それもそのはず、日本と馴染みのないイスラム教徒を連想させる格好。
周りで「テロ?」なんてヒソヒソ聞かれたくらいだ。

YS2_0326


サハラ砂漠を遊牧する民族トゥアレグ人の若者たちで1970年代後半に結成したグループ。



DSC_0568


音は暗い。

YS2_0324


大きな砂漠をイメージさせる音。



決して明るく元気にという曲ではない。

YS2_0315


大きな大自然を相手にしている姿、その圧倒的な自然に対して静かに、ブルースを奏でる。

YS2_0323


客を仰ぐこともなく、淡々と演奏する姿には正直言ってすこし物足りなさも感じたが、圧倒的な自信を感じた。



こういう音楽と出会えるのもフェスの醍醐味。



39) MOGWAI @ Green Stage (17:30~)



昨年に新作が出たころに日本に来日。
そしてそのころにどっぷり彼らにはまってしまった。

DSC_0569


本当に中毒のようになってしまったのだ。
したがって、これからのグリーンステージのラインアップは本当にすごいと思った。
実際にライブを観ていると、どうなのでしょう・・・。

0531


演奏は大変素晴らしい。



しかも懸念していた音だが、グリーンステージの環境の良さがよくわかるほど素晴らしい。
小さな音もはっきりと聞こえるほど環境がいい。

0432


ただ、自分は明るいのが原因と考えるが、客の方がいまいちノリが悪い。

0332


まあ、もともと盛り上がる類の音ではないが、明るい時間帯だったので、彼らの魅力を十分に発揮するのに至らなかったと思う。

0232


言い方が悪いが、やはりリキッド・ルームといった密室で轟音を感じる方が、彼らの魅力を味わえる気がしないわけでもない。

0132


残念だが、正直な感想。

hasegawa_takeshi at 23:58|PermalinkComments(181) 音楽 | 

July 30, 2011

7/30 (土) 「Fuji Rock Festival 2011/フジロックフェスティバル2011」 2日目 Part.2

25) 岡林 信康 @ Field Of Heaven (17:10~)



DSC_0525


楽しみにしていたアーティストの一人。
しかし、この2日目はこのField Of HeavenとOrange Courtを行ったり来たりしているなと苦笑い。
でも、こういう機会でないと観られないから。

DSC_1916


先ほどがものすごい勢いと集客だったので、予想以上にお客さんは多くはなかった。
そしてまあ、我々からすれば大先輩の演奏で、観たいと思う若者もそれほど多くはないと予想できる。

DSC_1938


でも、やはり貫録、経験、そしていい歌詞、いい曲、実力。
それがすべて兼ね備えたメンバーをそろえたライブは、大変素晴らしいものだった。

DSC_8032


このフェスに来て思うのは、いい音楽には、売れている人達のヒット曲を別にして考えると、実は共通点がある。
世界中の様々なアーティストの演奏に共通しているのは、リズムがはっきりしていること、そして楽器が生演奏(トランペットなど)なのだ。
だからたとえばヨーロッパのバンドでも、リズムは阿波踊りのリズムと一緒で(だからのれるのだ)、懐かしさを感じて自然に体が動くのだ。
そういう共通点があるので、彼の演奏で聞ける三味線、また太鼓の音などは懐かしさではなく、新鮮に、そして生々しく聞こえた。

DSC_8076


フジテレビの再放送の映像、またYou tubeの映像よりも、生で観た方が生々しく素晴らしかった。

DSC_8232


あとはやはりベテランならではで、限られた時間の中での演出がうまい。
物足りなさを感じさせず、満足感の高いライブでした。




ほとんど知らない曲だったが、それでもいい曲だと思えるライブは、それほどない。
よかったです。

Red Marqueに向かう。

DSC_0527


Oasisでは夕方のとても高揚感のあふれる雰囲気、とてもたまりません。

DSC_0526


カバブとビールを急いで詰め込み、Red Marqueに入る。



26) KIMONOS @ Red Marquee (18:20~)


DSC_0528


LEO今井と向井秀徳による新プロジェクトKIMONOS。

KG027664


はっきり言って名前だけ知らなかったが、とてもいい、気持ちいい音。

KG027658


会場も盛り上がっていたが、それよりも曲がよく、歌詞がよく、ライブとして非常に完成度の高いものだった。

KG017893


余計な演出はいらない、音に向き合った姿勢に好感をもった。

KG017876


Youtubeの映像がないのが残念だが、いまだに記憶に焼き付いているいいライブだった。

KG017826


途中で脱出したが、素晴らしいライブでした。

DSC_0529


DSC_0530





27) 東京スカパラダイスオーケストラ @ Green Stage (19:20~)



結論から言えば、自分にとってハイライトの一つと言える素晴らしいライブだった。

skapara01


震災後、日本全体が大きな傷を負い、その傷が癒される時間も十分でない中でのこのフェスティバル。

skapara05


不謹慎かもしれないが、震災があり、これからどうやって生きていくのかさえ問われてしまった状況の中で、毎年同じように開催されるこのフェスティバル。

DSC_0532


楽しまないとと思いつつ、放射能漏れ、大きな津波の被害など、考えることが多い。
その中でこのフェスティバルに参加して、彼らの演奏は非常に心にしみた。

skapara02


大トリではない彼らであったが、恐らく3日間で一番たくさんの人がいた。

DSC_0531



(大トリではないので)ステージセットもシンプル、照明も心なしか暗い。

skapara03


でも素晴らしい曲、力強い演奏。

DSC_0535


そしてその場にいた全員が笑顔で踊り、歌い、拳を挙げたのを見ると、素直にうれしく思い、感動した。
涙が止まらなかったのだ。

skapara04


後ろを振り返っても、山の方まで人がいて、笑顔でいた。

DSC_0534


まさに音楽の力、ライブの力、自然の力。
皆楽しそうでしょ。
そうさせてくれる素晴らしいライブ。



音楽で元気になる、そういう素晴らしいライブだった。

DSC_0533


繰り返しになるが、まさに今年、自分の中でハイライトとなる素晴らしいライブだった。



28) DIGITALISM @ Red Marquee (20:30~)



興奮醒めないまま隣に移動、そして超満員のレッドマーキーでした。

KG027658


なんといっても素晴らしいライブ。

KG027797


歌も素晴らしい、音も快感、会場全体が一体になって踊りまくった。




DSC_0538


また小さなステージに対して、とても効果的なセット、映像も含めて攻撃的で美しい。



KG027745


人が多すぎてステージ前に行けなかったが、たとえステージ外でも、楽しめる音。

DSC_0537


昔は全く興味がない音だが、今は好んで聞くようになった音。

KG018210


これもこのフェスに参加してよかったと思える瞬間。
自分も含めてアドレナリンがすごい放出されている空間。



気持ちよかった。

KG018113


結局最後までいてしまった。



29) FACES @ Green Stage (21:30~)



今年のトリで一番不可解だったのがFACES。
活動していることも知らなかったし、それが来日することの謎。
昨年のJohn Fogerty、そしてRoxy Musicの来日から、2日目のトリは老人枠という解釈なのかということもできるが、それにしても謎。
しかし、Rolling StonesのRon Woodが来るということで、一目は観ておきたかったくらいの期待度。
まあ、ヴォーカルがロッドではない段階でもう、もう、という期待度。

faces05


したがって、自分もDegitalismを最後まで観てしまったわけだが、FACESの観客、少ない。
今まで自分は観たことがないほどの少なさ。

DSC_0539


実際に5,000人くらいしかいなかったのではないか。
3万人か5万人くらい入ると言われているステージなので、少ないのは明らか。

DSC_0543


ところが、演奏は素晴らしい。

faces01


一瞬聞いても分かるほど、タイトな演奏、さすがに長くやっているだけある。



ステージに吸い込まれるように向かってしまった。

faces02


悔しいが、Ron Woodの顔が分かる距離まで行ってしまった。



苦笑いしつつ、でもうれしかったのを覚えている。

faces03


ライブとして完成度が非常に高く、また客も熱心な人たちが集まった。



Rolling Stonesの時のRon Woodと違い、弾きまくる。

DSC_0541


やはりこの人はうまいのだ。

DSC_0540


自分の立ち位置を考えて演奏を使い分けることができる人なのだ。

faces04


というわけで、最後の「Stay With Me」までいてしまった。
もちろん、超満員ではなかったが、大合唱だった。



30) INCUBUS @ White Stage (22:20~)



とても楽しみにしていたライブの一つ。

IMG_0008


周りの人もそのようで、ホワイトステージが超満員だった。
そして長い期間のお休み(ライブね)があったにもかかわらず、素晴らしいライブ。

IMG_8466


曲の良さ、歌のうまさ、全体が調和している。



雨も上がっているのに、1万人前後の人間がとにかく聞き惚れている。

IMG_8483


素晴らしいライブなのに、静かに聞き入っているライブは珍しい。



それほど完成度が高かった。

IMG_8587


回転寿司でお腹いっぱいになるのではなく、素晴らしい食材で達者な料理人が握るおいしい寿司をいただいた感じ。

IMG_8726


ライブとして熱いライブというよりも、素晴らしいライブを共有している雰囲気は最高だった。

大満足で2日目が終わる。

hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(127) 音楽 | 

7/30 (土) 「Fuji Rock Festival 2011/フジロックフェスティバル2011」 2日目 Part.1

2日目も朝は雨。
このフェスティバルは本当によく雨が降る。
しかし、それが降ったりやんだりで、その時、その時で一喜一憂する。
「なんとか止んでくれ!」と祈りつつ、ライブを楽しんでいるのは自分だけでしょうか。
でも、雨が降るとビールがおいしくないのだ。

DSC_0502


これからの熱気のために、会場全体が準備運動をしている感じ。
これからの運動のために、深呼吸をしている感じ。

DSC_0503


さあ、二日目行きましょう。
朝からビール。



16) OKAMOTO'S @ Red Marquee (10:20~)


あとで知ったことだが、彼らは二十歳そこそこらしい。

KG017187


なんか学校の文化祭でのライブを観るようなテイストになりがちが朝一のレッド・マーキーだが、彼らの演奏力の安定さはすさまじい。

KG017199


朝一番の眠った頭が吹っ飛んだ。

KG017219


格好もなんか笑ってしまうほど自分たちの世界観を持っていて、安心して観ることができた。

KG027251



下の映像を観ても分かるが、朝一番で超満員にした彼の実力。



あとは、誰もが知っているヒット曲一曲、頼みます。

KG027266


途中だが、隣のステージに移動。

DSC_0505




17) CLAMMBON @ Green Stage (11:00~)



clammbon01


楽しみにしていた一つ。

clammbon03


日本人の3人組で、それぞれでも活躍しており、名前だけは知っていたが、期待通り素晴らしい演奏だった。

DSC_0506


自分が正しいことをしている、自分がいいと思うことをしている、その自信に満ち溢れていた。

clammbon04


特に、キーボード兼ボーカルの原田郁子の歌のうまさ、そして可愛さに、そして自信にあふれる姿に感動した。

KG027266


心にしみる曲、歌詞。

clammbon05


音楽は本来こうあるべきだと思える、自然の姿。

DSC_0507


雨が小雨だったが、心がきれいになる気がした。

DSC_0508


素直に感謝!!



Small Circle Of Friends の「波よせて」を演奏して、客のかなりの人が口ずさんでいた。

これはクランボンversion。



このフェスティバルの参加者の素晴らしいと思った瞬間の一つ。



18) HANGGAI @ Orange Court (12:00~)


DSC_0509


こちらのバンドも楽しみにしていた。




モンゴルのバンドです。

DSC_0206


ボーカルの人は朝青龍のような笑顔、体型。



なんか妙な親近感がある。
どの方も。

DSC_0070


音はなんか大陸を想像させるような音。
昔シルクロードを旅した時に、敦煌よりも奥に行くとよく聞くタイプの音だった。

DSC_0229


こういう音楽を聞き入るのは、自分も含めて変わっている人が多いのかと思ったら、やはり後半はノリのいいリズムの曲が多く、非常に盛り上がった。

DSC_0334


快感と感じるリズムは万国共通。
非常に盛り上がった。

DSC_0412


ただ、MCが全く分からないことだけ困った。



でも、満足感の高い非常に濃密な時間だった。



19) FUNERAL PARTY @ White Stage (12:50~)


DSC_0510


移動の関係で最後の1曲しか観られなかったと思う。

DSC4763


ものすごいパワフルなライブ。

DSC8700


一言、若いなと思うが、でも演奏がぶれていない。

DSC8800


とても熱いライブだった。

DSC8819


映像がないので、さらに前のフジロックの映像です。


DSC8863


Green Stageに移動。

DSC_0511




20) G.LOVE & SPECIAL SAUCE @ Green Stage (14:00~)



Special Othersの各メンバーが尊敬する彼らのライブ。

DSC_0512


なんか気が抜けるほど勢いがなく、雨が降っていたので残念だったが、自然の中でリラックスした中で聞くのにとても気持ちのいい音楽。

glove01


なんか昼間で眠くなりそうな音だったことも事実。

glove02


このフェスティバル、さんざ雨が降って、まだ雨が降っていた。

glove03


いつか、三日すべて晴れてくれればと思うのだが。

glove04


そんなことをいろいろ考えていた。
なんか音楽としてはちょっと物足りなさを感じたライブだった。
眠かったのかな。

glove05


とにかく平和でした。



21) PATRICK STUMP @ White Stage (14:10~)


DSC_0513


Fall Out Boyのフロントマンのパトリック スタンプのソロ。

DSC4835


DSC4863


残念ながら1曲もまともに観られなかったが、感想は一言、いい曲。

DSC8998


DSC9075


一生懸命のステージを横目に見ながら、おトキさんのジプシーアヴァロンに向かう。

DSC_0514


DSC9112




22) 【アトミック・カフェ】加藤登紀子 @ Gypsy Avalon (15:10~)



DSC_0515


大久保青志(フジロックフェスティバルNGO村長)の司会とともに、加藤登紀子参上。

DSC_7879


実は大震災が起きて、このフェスティバル自体に行けないと思っていた。
そのくらいの精神的なダメージを自分は受けた。
そして福島原発事故。
自分はどう考えればいいのか、はっきり言って考え方を処理できていない。

DSC_7928


だから、反原発を歌うのも自由。
実際にこの小さなステージには人がたくさん、今まで見たことがないほどのたくさんの人で埋め尽くされていた。
それで自分は反原発なのかというと、そうではない。

DSC_1884


かといって原子力の運用を積極的に進めるべき考えではない。
今まで、人類として選択して利用してきた歴史もある。
それによっての弊害もある。

DSC_7869


でもそれは原子力ではなくてもあるわけで、震災後の対応に批判もあるが、人間のやること、その対応こそが人間としての対応なのだから、批判するべきではなく反省すべき点は反省し、次に生かすべきと考える。
少なくても自分達は専門家に委託してわけだから。
そして急に反対とか、廃止しろとかは、少なくても自分には言えないし、思えない。
そんな気持ちで観ると、彼女の歌は詭弁にしか感じなかったことも否定しない。
歌はうまいし素晴らしい。



でも、メッセージをそのまま受け入れて、そうだな、とは簡単に思えなかった。
結局、これだけのリスクを持った中で、リスクマネジメントをして今に至っているわけで、それならば少しずつ原子力依存から脱却して、また我々も今までの生活を改めて、新しいエネルギーに依存していくようにしなければいけないが、その道筋が見えていない、イメージできていないから、考えがモヤモヤしているところが大きい。

他の人はどう思っているだろう。

DSC_7947


でも、自分は今でもそう思っている。

もちろんそれが間違っているのかもしれないが、それが自然に沸き起こった考え。
なんか最後までいられず、途中で退散。



23) LITTLE CREATURES @ Field Of Heaven (15:30~)



DSC_0516


すみません、観たというよりも通りすがりに1曲だけ観たという感じ。

YS2_9702


午後のField Of Heavenのまったりした空間にとてもいい雰囲気。

YS2_9707


日本人でしっかり自我を持ち、自分の信じた音を奏でる3人組。

YS2_9723-e1312016312915


とてもいい雰囲気でした。

YS3_5550


雨も上がっていたし。

YS3_5554


ということで、Orange Courtに移動。



24) OBRINT PAS @ Orange Court (16:00~)



DSC_0517


あまり覚えていないのだが、ここで食事をとった気がする。
もちろん、ビールも。

DSC_0518


このステージは世界の様々な音を聞けるのでとても気持ちいいが、地面がごらんのとおり劣悪。
もともと地元の高校のサッカーグラウンドなので、それを聞くとなるほどと思うが、雨が降るとこの通り。

DSC_0519


でも、このObrint Pasはスペインのバンド。

DSC_1004


とても熱いライブを繰り広げてくれた。



とても期待していたが、予想以上の素晴らしいライブでした。

DSC_0520


この奥のステージは、初めは観客が少なくても素晴らしいライブであればどんどん人が集まって盛り上がる、わかりやすいのだ。

DSC_1047


ラテンのノリ、明るいのだけれど、ほんの少し悲しいメロディが入りつつ、生きていくのを楽しんで行こうという雰囲気。
まさに音楽で元気になる。

DSC_0446


映像を観れば明らかだと思う。

DSC_0221


最終的には超満員になった。

DSC_0521


本当にロックフェスという雰囲気。

DSC_0203


隣の人とも踊り、肩を組み、笑った。



とても満足度の高いライブ。





hasegawa_takeshi at 23:58|PermalinkComments(130) 音楽 | 

July 29, 2011

7/29 (金) 「Fuji Rock Festival 2011/フジロックフェスティバル2011」 1日目 Part.2

9) RON SEXSMITH @ Field Of Heaven (17:10~)



ゆとりをもってField Of Heavenに移動。
相変わらず晴れず、雨が降ったりやんだりの繰り返しなのだ。
空は曇ったまま。
土砂降りにならないのが唯一の救いであるが、フジロックらしい天気といえば天気。
でも、晴れないかな〜と祈っていた、ずっと。

DSC_0490


今回観たかったアーティストの一人。

1



非常にピースフルな雰囲気と音作り。

2


ゆったりとした空気で音を楽しむことができた。

3





ノリという意味では、ライブとしてはやや物足りないということも感じた。

4


それでも、飄々と演奏を続ける彼の姿、ある意味では羨ましくも感じた。

5


次のステージの関係で3曲ほど。
でも、体も心も満足した。






10) AFRICAN HEAD CHARGE @ Orange Court (17:20~)


DSC_0491


オレンジ・コートは田んぼのようになっていた。
サッカーグラウンドだから仕方がないが、このステージは本当にバラエティに富んで素晴らしい演奏が観られるわけなので、何とかならんもんかね。
裸足でいる方も多い。


そこで始まったステージ。



絶対に自分から聞かない音、演奏、ライブ。

IMG_7523


なぜか何もせずに立っているラスタ、叫んでいるBonjo I、暑い地方に独特のだるい雰囲気の中でぬるい音。

IMG_8265


でも演奏は非常にタイト。

IMG_8287



天気は決して晴れているわけではなかったが、このフェスティバルでしか味わえない空間がそこにあった。


IMG_8294


終演後、トイレに大行列。
それほど待つわけではなく流れるが、やはり雨が降ると、ビールが飲めない、トイレは近くなる。
これが嫌なんだよね。

DSC_0492



しっかりとフルステージを満喫。

DSC_0493


隣に移動。

DSC_0494


この時間の苗場って独特の解放感、気持ち良さがあって大好きです。
もう夜だと思う雰囲気と、さあ、これからだと思う雰囲気。
雨もそれほど降っておらず、でもポツポツ。
皆さん、自分も含めてそんなことよりも、今を楽しもうという雰囲気。



12) AMADOU & MARIAM @ Field Of Heaven (19:00~)



DSC_0495


考えてみれば、今日はずっとField Of HeavenとOrange Courtを行ったり来たりしている。
この彼らも、アフリカのマリ王国のバンド。
こんなバラエティの富んだステージはこのフェスティバルのいいところ。
そしてたくさんのお客さん。

DSC_0847


盲目の夫婦から奏でる音は強力。

DSC_0776


本当に見えていないのかと思えるほど、力強い演奏。

DSC_0993





全く異国の地の音楽、そこにはある意味ではさみしさ、そして現実に生きていくことへの強い決意を感じた。

DSC_2122




DSC_3460


次のステージの関係で15分ほどしかいられなかったが、とても充実したステージに感激した。

DSC_0496




13) SAM MOORE @ Orange Court (19:30~)


SamMoore3



オレンジコートはたくさんのお客さん。
自分にとって1日目のハイライトといってもいい。
ミスターソウルマン、サム・ムーアのステージ。

DSC_0497


バンドも大所帯で、ベースの顎が出ている長身の男性がバンドマスター。
まずはウォーミングアップで演奏、2曲。

SamMoore2


なかなか出てこないサム・ムーア。
しかし長さを感じずに、いい頃合で登場。

SamMoore1

DSC_0498



一瞬、おなかが出ているおじいちゃん、そしてよたよた歩きで心配したが、歌は本物。
わざとよたよた歩いているのではないかと思ってしまうほど。
全盛期を知らないが、欲求不満にならないパワフルな歌声。
何しろ曲も有名な曲ばかり、そして演奏も素晴らしい。

SamMoore4


長年のご活躍の賜物で、ライブを盛り上げる術をしっかりと身に着けていらっしゃるため、完全なショウだった。
エンターテイメント、というのにふさわしい完成形。

SamMoore5


お年からそれほど日本でも演奏を観ることができないだろう。
こういうミュージシャンを観れる喜び、ありがとう。

DSC_0499


(ちなみにもう一人の大物、Buddy Guyは体調不良で来日中止のアナウンスが出ていた)。



14) WIDESPREAD PANIC @ Field Of Heaven (21:00~)


すぐに隣のステージに移動。

DSC_0500


なんか毎年恒例になったが、Grren Stageのトリを観ずに、裏ステージで観る。
しかも今年はジャムバンド、Widespread Panic。

DSC_0191


結局、初日は2時間かましてくれたが、とにかく1曲が長い。
次々に流れていく展開に、ひたすら体を動かした。

DSC_0286


小雨が降る中で、ひたすら体を揺らした。

DSC_0488


YS2_9949


Phishもそうだが、長時間の快感を最初に見つけた人はすごいと思う。
もはやコマーシャリズムは無視。

YS2_9886


DSC_0624


自分がいいと思うことをやり続ける。
もちろん、その裏には確かな技術力があるからだが、彼もその一つ。

DSC_1519


休憩が入ったが、ひたすら音の洪水におぼれていた。

YS2_9969


YS3_5739


その空間にいた人が味わえる快感でした。




心地よい疲労感のまま終了。



15) BIG AUDIO DYNAMITE @ White Stage (22:20~)


Crashのミック・ジョーンズのバンドと聞いていたが、音は初めて聞く。

IMG_1314


正直言って驚いた。
いろいろなジャンルのゴチャマゼ。

IMG_1396



やりたいことをやっている感じ。



正直言って疲労困憊だったその時には、理解不能な曲もあり、会場全体が戸惑っていたのも覚えている。

IMG_1479


雨の中、12時近くの音としては、別の世界、いわば宇宙に吹っ飛びそうな「わけのわからなさ」で体を踊らせていた。



今はいつだ、どこに自分はいるんだ、その何が何だかわからない中で、曲の中に調和がある。

IMG_1669


その調和を求めて漂っていた感じだ。



でも、好きなことをやりながら年をとるって悪くないなとも思っていた。

MG_0723


そんなことを考えつ1日目終了。
12時までもうすぐというところ。

Green Stageの前を通ると、Coldplayのステージが終わった後の静かな余韻が残っていた。
雨、雨、雨。
とにかく雨が降り続けた1日目。

宿に戻ると、NHKがニュースで大雨の情報を流していた。
山の向こうでは記録的な大雨だったらしい。
なるほど、それで雷が光っていたわけだ。

そして宿では、様々な猛者が今日のステージを振り返っていた。
その1人がColdplayがいかに素晴らしいライブだったかを語ってくれた。
自分はサマーソニックで観ているから遠慮したのだというと、その時のステージよりもはるかに素晴らしかったと。
でも、自分はSam Mooreを観られたから全く怒りを感じなかった。
そんな思い出の1日目終了。

そうそう、宿に泊まる際の必需品。
ハンガー(雨で洋服濡れていますから、宿のだけでは足りません)とたこ足コード(携帯充電、そしてみんながしやすいように)。

ということで2時過ぎに就寝。

hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(120) 音楽 |