April 2013
April 13, 2013
4/13(土) 『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』@シアターイメージフォラム
現状の不満。
それはいつも同じ動きになってしまうこと。
それも洗練されておらず、惰性かつダルな結果。
何とかしようと思っても、いつも先延ばし。
いけない、いけない。
簡単なことだ。
シンプルなことだ。
変化を与えれればいいのだ。
このままでは、このまま老いていくのみ。
体調も精神も。
肉体も精神も。
仕事終わりに渋谷に向かう。
いつもの通り、レコファンでCDを3枚購入。
ずっと楽しみにしていたアルバムだから、なおさら。
渋谷は大学の新歓コンパのシーズンで、まだ若い(青い)若者がたくさん。
今は渋谷は健全な街になっていて面白みが減っているなと思うが、にぎわっているのはよいこと。
まともに歩くのは大変なほど人がいた。
でも考えてみれば千歳会館にあった居酒屋はほとんどなくなっているのだ。
自分がお世話になったお店。
結局、単価、場所を考えれば、センター街で経営を維持させるのはほとんど無理なのだ。
そんなことを考えつつ、スペイン坂を通るのだ、いつも。
イメージフォーラムの裏は、映画かドラマかはわからないが、大きなロケをしていた。
そんな自分はイメージフォーラムに入る。
『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』
@ 渋谷 イメージフォーラム
おそらく人生ではじめて前売り券を正規で買って観た映画。
U2好きであれば彼の名前は知られていると思う。
写真家。
そして映像作家。
実はドリームズカムトゥルーのこのアルバムも彼による撮影。
そんな彼のドキュメンタリー映画。
映画の内容は意外と普通というか平凡。
展開も普通。
はっきり言って彼のことを知らないとまったく面白みが分からないだろう。
まあ、彼の生き方を考えれば、一般的に知られているわけではないのでやむを得ないだろう。
あともう一つ、映画の構成というか、演出方法が非常に巧妙。
風景の写し方がうまい。
本当にリラックスして観ることができる演出。
音楽も、映像も。
本当に気持ちよくなってしまって、ウトウトしてしまうのだ。
そんな罪な映画です。
内容は、それほど多くはないが、面白かったことがいくつか。
それは家族のシーン。
妹さん、そしてお母さん。
1955年生まれにもかかわらず、妹さん、お母さん、やはり家族なのだ。
お母さんと、昔と変わらず話をしている姿。
親子なのだなと思いましたよ。
詳しくは観てください。
おそらくお客さん全員(といっても20人弱だったが)はおひとり様だったが、女性がすべて美人だった(美人の雰囲気だった)のが救い。
____________________________________________________________
今日まで聞いていたCD
The Best of [CD]
アーティスト:House of Love
出版:Island / Mercury
(1998-09-01)
このアルバム、本当にいいのです。
長い歴史の中でも、良質な曲を作ってきた彼ら。
何度聞いても彼らの世界に浸り、気に入った空間に導いてくれます。
Performance & Cocktails (Reis) [CD]
アーティスト:Stereophonics
出版:Fontana Hip-O
(1999-03-09)
日本での彼らの知名度はそれほど高くないが、素晴らしいアルバム。
職場でかけても、何度かけても飽きないアルバムなのだ。
若いにも関わらず、音については芯があり、ぶれていない。
それはいつも同じ動きになってしまうこと。
それも洗練されておらず、惰性かつダルな結果。
何とかしようと思っても、いつも先延ばし。
いけない、いけない。
簡単なことだ。
シンプルなことだ。
変化を与えれればいいのだ。
このままでは、このまま老いていくのみ。
体調も精神も。
肉体も精神も。
仕事終わりに渋谷に向かう。
いつもの通り、レコファンでCDを3枚購入。
ずっと楽しみにしていたアルバムだから、なおさら。
渋谷は大学の新歓コンパのシーズンで、まだ若い(青い)若者がたくさん。
今は渋谷は健全な街になっていて面白みが減っているなと思うが、にぎわっているのはよいこと。
まともに歩くのは大変なほど人がいた。
でも考えてみれば千歳会館にあった居酒屋はほとんどなくなっているのだ。
自分がお世話になったお店。
結局、単価、場所を考えれば、センター街で経営を維持させるのはほとんど無理なのだ。
そんなことを考えつつ、スペイン坂を通るのだ、いつも。
イメージフォーラムの裏は、映画かドラマかはわからないが、大きなロケをしていた。
そんな自分はイメージフォーラムに入る。
『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』
@ 渋谷 イメージフォーラム
おそらく人生ではじめて前売り券を正規で買って観た映画。
U2好きであれば彼の名前は知られていると思う。
写真家。
そして映像作家。
実はドリームズカムトゥルーのこのアルバムも彼による撮影。
そんな彼のドキュメンタリー映画。
映画の内容は意外と普通というか平凡。
展開も普通。
はっきり言って彼のことを知らないとまったく面白みが分からないだろう。
まあ、彼の生き方を考えれば、一般的に知られているわけではないのでやむを得ないだろう。
あともう一つ、映画の構成というか、演出方法が非常に巧妙。
風景の写し方がうまい。
本当にリラックスして観ることができる演出。
音楽も、映像も。
本当に気持ちよくなってしまって、ウトウトしてしまうのだ。
そんな罪な映画です。
内容は、それほど多くはないが、面白かったことがいくつか。
それは家族のシーン。
妹さん、そしてお母さん。
1955年生まれにもかかわらず、妹さん、お母さん、やはり家族なのだ。
お母さんと、昔と変わらず話をしている姿。
親子なのだなと思いましたよ。
詳しくは観てください。
おそらくお客さん全員(といっても20人弱だったが)はおひとり様だったが、女性がすべて美人だった(美人の雰囲気だった)のが救い。
____________________________________________________________
今日まで聞いていたCD
The Best of [CD]
アーティスト:House of Love
出版:Island / Mercury
(1998-09-01)
このアルバム、本当にいいのです。
長い歴史の中でも、良質な曲を作ってきた彼ら。
何度聞いても彼らの世界に浸り、気に入った空間に導いてくれます。
Performance & Cocktails (Reis) [CD]
アーティスト:Stereophonics
出版:Fontana Hip-O
(1999-03-09)
日本での彼らの知名度はそれほど高くないが、素晴らしいアルバム。
職場でかけても、何度かけても飽きないアルバムなのだ。
若いにも関わらず、音については芯があり、ぶれていない。
April 12, 2013
4/12 (金) Wilco@ZEPP DiverCity Tokyo
夜、自宅から久しぶりにお台場に。
お台場、最近はライブ以外に来ることがほとんどなくなったが、なんか洗練された街と正反対な感じがするのですが。
自分が齢をとったからと思いたいが、冷静に考えたら、廃墟のような気もするのだが。
今日はウィルコのライブです。
Wilco@ZEPP DiverCity Tokyo Setlist
2年前のフジロックフェスティバルに来日していたものの、観れず本当に後悔していたので、今日は本当に楽しみにしていたのだ。
大変素晴らしいライブ。
何がいいかといえば、長くなるが、まず曲が素晴らしい。
派手さがないものの、効果的な構成。
サビに進むにあたり、なにか素晴らしいことが起こるのではないかと思わせる、ゾクゾクした展開。
特に派手な演出がなくても、どの曲も素晴らしく感じるのだ。
その原因は、いろいろあるだろうが、各人の技術の高さは大きく影響しているはず。
音楽を楽しんでいて、また楽しむ余裕が十分にある。
だから、演奏していて本当に楽しそうなのだ。
そして普通の曲なのに、どの曲も素晴らしく感じる。
聞いていて、観ていて、本当にワクワクするのだ。
特に脱線もせず、もともとの曲のポテンシャルがとても高い。
技巧に頼るのではなく、本来の曲としての良さを栄えさせる構成。
ただひたすら演奏を続けているだけといえばそれまでだが、それでも数千人の客は聞き惚れていた。
知らない曲であってもどの曲もよい曲に感じる雰囲気があった。
明日が追加公演ということもあり、今日のライブでは、聞きたかった曲の一部はやらず。
いい曲が多いということもあるが、それをセットリストで組み合わせられる柔軟さがうらやましい。
はっきり言って、やや欲求不満な方も多いのではないか。
自分は、大満足だったが、もっと観たかったのが本音。
でも、そういうのも含めて、2時間、しっかりと満喫した。
本当に長いことの大ファンは、明日の追加公演(@AX)に行ってしまうのではないかと思った。
まあ、とにかくCDと同じ、いや、それ以上の素晴らしい演奏で、感動しました。
いい時間を共有できたと思います。
ZEPPのダイバーシティは初めて来たが、音響が非常に良くて気に入った。
駅からは若干不便さを感じる遠さだが。
せっかく洗練設備なのに、地方にある複合施設にありそうなグルメコーナーが本当にチープ。
Setlist
01. Less Than You think
02. Art Of Almost
03. I Might
04. One Wing
05. Sunken Treasure
06. Spiders (Kidsmoke)
07. Impossible Germany
08. Born Alone
09. Radio Cure
10. Sky Blue Sky
11. Say You Miss Me
12. Must Be High
13. Whole Love
14. Theologians
15. Heavy Metal Drummer
16. Dawned On Me
17. Shot In The Arm
18. Hummingbird
---encore---
19. The Late Greats
20. I'm The Man Who Loves You
21. Monday
22. Kicking Television
お台場、最近はライブ以外に来ることがほとんどなくなったが、なんか洗練された街と正反対な感じがするのですが。
自分が齢をとったからと思いたいが、冷静に考えたら、廃墟のような気もするのだが。
今日はウィルコのライブです。
Wilco@ZEPP DiverCity Tokyo Setlist
2年前のフジロックフェスティバルに来日していたものの、観れず本当に後悔していたので、今日は本当に楽しみにしていたのだ。
大変素晴らしいライブ。
何がいいかといえば、長くなるが、まず曲が素晴らしい。
派手さがないものの、効果的な構成。
サビに進むにあたり、なにか素晴らしいことが起こるのではないかと思わせる、ゾクゾクした展開。
特に派手な演出がなくても、どの曲も素晴らしく感じるのだ。
その原因は、いろいろあるだろうが、各人の技術の高さは大きく影響しているはず。
音楽を楽しんでいて、また楽しむ余裕が十分にある。
だから、演奏していて本当に楽しそうなのだ。
そして普通の曲なのに、どの曲も素晴らしく感じる。
聞いていて、観ていて、本当にワクワクするのだ。
特に脱線もせず、もともとの曲のポテンシャルがとても高い。
技巧に頼るのではなく、本来の曲としての良さを栄えさせる構成。
ただひたすら演奏を続けているだけといえばそれまでだが、それでも数千人の客は聞き惚れていた。
知らない曲であってもどの曲もよい曲に感じる雰囲気があった。
明日が追加公演ということもあり、今日のライブでは、聞きたかった曲の一部はやらず。
いい曲が多いということもあるが、それをセットリストで組み合わせられる柔軟さがうらやましい。
はっきり言って、やや欲求不満な方も多いのではないか。
自分は、大満足だったが、もっと観たかったのが本音。
でも、そういうのも含めて、2時間、しっかりと満喫した。
本当に長いことの大ファンは、明日の追加公演(@AX)に行ってしまうのではないかと思った。
まあ、とにかくCDと同じ、いや、それ以上の素晴らしい演奏で、感動しました。
いい時間を共有できたと思います。
ZEPPのダイバーシティは初めて来たが、音響が非常に良くて気に入った。
駅からは若干不便さを感じる遠さだが。
せっかく洗練設備なのに、地方にある複合施設にありそうなグルメコーナーが本当にチープ。
Setlist
01. Less Than You think
02. Art Of Almost
03. I Might
04. One Wing
05. Sunken Treasure
06. Spiders (Kidsmoke)
07. Impossible Germany
08. Born Alone
09. Radio Cure
10. Sky Blue Sky
11. Say You Miss Me
12. Must Be High
13. Whole Love
14. Theologians
15. Heavy Metal Drummer
16. Dawned On Me
17. Shot In The Arm
18. Hummingbird
---encore---
19. The Late Greats
20. I'm The Man Who Loves You
21. Monday
22. Kicking Television
April 09, 2013
4/9 (火) カールがフジロックにやってくる
最近決めたこと。
外食をしないこと。
今日はそれを守った。
自転車に乗っていて、イヤホンをしていると警官から注意される時代。
どうなんでしょうね。
それなら、カーナビもだめだと思うし、車の運転中に音楽を聴くのも同様な気がするのだが。
ということで、爆音でなくてもいいので劇場で。
今後の予定を確認。
なかなかハードだが。
職場の話。
今年9月ごろから給与体系が変わるということ。
変化に順応しつつ、クールに過ごせるかしら。
____________________________________________________________
今日まで見たDVD
映画館で観ないで本当に後悔した。
本当に素晴らしい映画だった。
何が素晴らしいかといえば、すべてが調和していること。
演技力、舞台、間、美しい音楽。
非常にオススメでございます。
外食をしないこと。
今日はそれを守った。
自転車に乗っていて、イヤホンをしていると警官から注意される時代。
どうなんでしょうね。
それなら、カーナビもだめだと思うし、車の運転中に音楽を聴くのも同様な気がするのだが。
長谷川 剛@inazusaきたー!!楽しみだわ! RT @boid_bakuon: boid net : 爆音シガー・ロス 『世にも奇妙な映像実験』@バウスシアター http://t.co/5zpLvbbODW
2013/04/09 20:21:43
ということで、爆音でなくてもいいので劇場で。
今後の予定を確認。
なかなかハードだが。
職場の話。
今年9月ごろから給与体系が変わるということ。
変化に順応しつつ、クールに過ごせるかしら。
____________________________________________________________
今日まで見たDVD
監督:エミリオ・エステヴェス
出演者:マーティン・シーン、 デボラ・カーラ・アンガー、 ジェームズ・ネスビット、 ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
収録時間:128分
レンタル開始日:2012-10-12
Story
聖地巡礼の旅に出た初老の男がこれまでの自分を顧みるヒューマンドラマ。ひとり息子が旅先で不慮の死を遂げたという報せを受けたトム。息子はなぜ巡礼の旅に出たのかに思いをめぐらし、彼はその意志を継ごうと決意するが…。 (詳細はこちら)
聖地巡礼の旅に出た初老の男がこれまでの自分を顧みるヒューマンドラマ。ひとり息子が旅先で不慮の死を遂げたという報せを受けたトム。息子はなぜ巡礼の旅に出たのかに思いをめぐらし、彼はその意志を継ごうと決意するが…。 (詳細はこちら)
映画館で観ないで本当に後悔した。
本当に素晴らしい映画だった。
何が素晴らしいかといえば、すべてが調和していること。
演技力、舞台、間、美しい音楽。
非常にオススメでございます。
April 08, 2013
4/8 (月) ジャイアンツ7連勝
まあ、いろいろありましたが、このweblogも復活。
気分の問題ですな。
世間は小学校の入学式。
理想的な風景がたくさん見られた。
それにしても春は嫌いなのです。
温度の問題。
気持ちが乱される。
____________________________________________________________
今日まで聞いていたCD
Stolen Moments [CD]
アーティスト:Diana Ross
出版:EMI
(2002-02-25)
期待以上に素晴らしい音源でした。
MCもかわいいが、パワフルな歌声が心に響く。
繰り返し聞いても新たな発見がある。
本当に素晴らしいアルバムだ。
Wild Mood Swings [CD]
アーティスト:The Cure
出版:Fiction
(2011-11-08)
今年のCUREの来日には驚いたが、世界のフェスティバルの動向を見れば、当然ともいえる。
この10作目のアルバムも、非常に充実しているのだ。
しかしね、ビジュアルがよくないのが、前回のグリーンステージでの感想。
ロバート・スミスの顔がスクリーンに映って笑いが出たのが忘れられん。
気分の問題ですな。
世間は小学校の入学式。
理想的な風景がたくさん見られた。
それにしても春は嫌いなのです。
温度の問題。
気持ちが乱される。
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今日まで聞いていたCD
Stolen Moments [CD]
アーティスト:Diana Ross
出版:EMI
(2002-02-25)
期待以上に素晴らしい音源でした。
MCもかわいいが、パワフルな歌声が心に響く。
繰り返し聞いても新たな発見がある。
本当に素晴らしいアルバムだ。
Wild Mood Swings [CD]
アーティスト:The Cure
出版:Fiction
(2011-11-08)
今年のCUREの来日には驚いたが、世界のフェスティバルの動向を見れば、当然ともいえる。
この10作目のアルバムも、非常に充実しているのだ。
しかしね、ビジュアルがよくないのが、前回のグリーンステージでの感想。
ロバート・スミスの顔がスクリーンに映って笑いが出たのが忘れられん。
April 04, 2013
4/4 (木) Theatre des Annales 『従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)』こまばアゴラ劇場
昨日行けなかったので、仕事終わり、急いで駒場に向かう。
結構、余裕と思っていてもギリギリになってしまう。
このギリギリの感じ、はらはらな感じが良いですね。
Theatre des Annales(テアトル・ド・アナール) Vol.2
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行─およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならないという言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか?という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』
作・演出:谷賢一
出演: 伊勢谷能宣 井上裕朗 榊原毅(三条会) 西村壮悟 山崎彬(悪い芝居)
変人か、偉人か?狂人か、天才か?志願兵として前線にいたウィトゲンシュタインが、 暗号混じりの文章で日記帳に書きつけた『論理哲学論考』の草稿、そこから浮かび上 がる、軍隊生活、死との戦い、「仕事」への責務と欲求、愛、そして自殺の誘惑。かの 有名な「語り得ぬことについては人は沈黙せねばならない」という言葉の裏に隠された ウィトゲンシュタインの真意と祈りを、戦火の東部戦線という背景が炙り出す、 Theatre des Annales第二作。
まず結論から言えばとても面白かった。
哲学者のルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタインの従軍中の話。
哲学は自分は苦手で、言葉で思想を表すことは、大学に入って学んで(まあ、一般教養の授業だったが)よくわからず、体にしみこまずで終わっているところは否定できない。
だから、この作品の前半部分でも、殴りたくなるほどの睡魔が襲ってきた。
自分と相性が合わないというべきか。
それでも、ドラマティックにストーリーが進んでいくのは、ひとえに演者の力そのものである。
非常に難しい脚本を自分たちなりに体に染み込ませていくプロセスはわからないが、しっかり各人に身になっているからこそ、素晴らしい世界観が出来上がっているといえる。
ただ、睡魔が、しかも強烈に襲ってきた睡魔の原因を感激の後半で考えていくと演者の各人のその吸収度、それから発揮していく力の差、力量の差、それが感激中に非常に気になったということは否定できない。
演劇の自分にとってのいやな部分である。
若干、客に媚びる演技といえばいいか。
自分の中で、ウィトゲンシュタインを知らないという致命的な原因があるため、それで評価すべきではないというのはよくわかる。
無知な中で評価するのではなく、もっと勉強しなければいけないという自戒とする。
____________________________________________________________
今日まで聞いていたCD
THE BOOM [CD]
アーティスト:THE BOOM
出版:ソニー・ミュージックレコーズ
(1992-09-21)
ベストアルバム。
すでに何度も聞いているが、いい音作りをしていると思う。
こういうと回顧主義になってしまうが、やはり普遍的にいい曲を作り続けている実績がある。
このアルバムで大好きになった曲。
Equally Cursed & Blessed [CD]
アーティスト:Catatonia
出版:Warner Bros UK
(1999-04-14)
本当に独特な世界観。
彼らを聞くと、自分は本当に平凡に生きているなと思い知らされるのだ。
Human Touch [CD]
アーティスト:Bruce Springsteen
出版:Sony
(1992-03-31)
初めて自分のお金で買った洋楽のアルバム。
当時、まったく知識がなく、雑誌のレビューを見て買ったが、当然、ボスのことは知らず、このアルバムの真意もわからず、つまらないアルバムと思っていた。
そして今、改めて聞くと、いいアルバムなんですよね。
味があって。
結構、余裕と思っていてもギリギリになってしまう。
このギリギリの感じ、はらはらな感じが良いですね。
Theatre des Annales(テアトル・ド・アナール) Vol.2
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行─およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならないという言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか?という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』
作・演出:谷賢一
出演: 伊勢谷能宣 井上裕朗 榊原毅(三条会) 西村壮悟 山崎彬(悪い芝居)
変人か、偉人か?狂人か、天才か?志願兵として前線にいたウィトゲンシュタインが、 暗号混じりの文章で日記帳に書きつけた『論理哲学論考』の草稿、そこから浮かび上 がる、軍隊生活、死との戦い、「仕事」への責務と欲求、愛、そして自殺の誘惑。かの 有名な「語り得ぬことについては人は沈黙せねばならない」という言葉の裏に隠された ウィトゲンシュタインの真意と祈りを、戦火の東部戦線という背景が炙り出す、 Theatre des Annales第二作。
まず結論から言えばとても面白かった。
哲学者のルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタインの従軍中の話。
哲学は自分は苦手で、言葉で思想を表すことは、大学に入って学んで(まあ、一般教養の授業だったが)よくわからず、体にしみこまずで終わっているところは否定できない。
だから、この作品の前半部分でも、殴りたくなるほどの睡魔が襲ってきた。
自分と相性が合わないというべきか。
それでも、ドラマティックにストーリーが進んでいくのは、ひとえに演者の力そのものである。
非常に難しい脚本を自分たちなりに体に染み込ませていくプロセスはわからないが、しっかり各人に身になっているからこそ、素晴らしい世界観が出来上がっているといえる。
ただ、睡魔が、しかも強烈に襲ってきた睡魔の原因を感激の後半で考えていくと演者の各人のその吸収度、それから発揮していく力の差、力量の差、それが感激中に非常に気になったということは否定できない。
演劇の自分にとってのいやな部分である。
若干、客に媚びる演技といえばいいか。
自分の中で、ウィトゲンシュタインを知らないという致命的な原因があるため、それで評価すべきではないというのはよくわかる。
無知な中で評価するのではなく、もっと勉強しなければいけないという自戒とする。
____________________________________________________________
今日まで聞いていたCD
THE BOOM [CD]
アーティスト:THE BOOM
出版:ソニー・ミュージックレコーズ
(1992-09-21)
ベストアルバム。
すでに何度も聞いているが、いい音作りをしていると思う。
こういうと回顧主義になってしまうが、やはり普遍的にいい曲を作り続けている実績がある。
このアルバムで大好きになった曲。
Equally Cursed & Blessed [CD]
アーティスト:Catatonia
出版:Warner Bros UK
(1999-04-14)
本当に独特な世界観。
彼らを聞くと、自分は本当に平凡に生きているなと思い知らされるのだ。
Human Touch [CD]
アーティスト:Bruce Springsteen
出版:Sony
(1992-03-31)
初めて自分のお金で買った洋楽のアルバム。
当時、まったく知識がなく、雑誌のレビューを見て買ったが、当然、ボスのことは知らず、このアルバムの真意もわからず、つまらないアルバムと思っていた。
そして今、改めて聞くと、いいアルバムなんですよね。
味があって。