October 2013

October 29, 2013

10/29(火) ルー・リードを想って

カーディガンズが来日することを今日知る。
遅いやね。

ルー・リードが死去して、職場でずっと流す。

Berlin
Lou Reed
RCA
1998-03-31



大学受験時代に、先が見えないつらさに塗れていた時に、彼のこの音でどれだけ癒されたものか。
来日公演で赤坂で観たが、最新のアルバムからの曲ばかりやって、観客、もちろん自分もポカーンとしていたのを思い出す。

一つの時代が終わった気がする。



さよなら、

hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(873)TrackBack(0) Clip to Evernote 生活 | 音楽

October 28, 2013

10/28 (月) BeSeTo演劇祭『値札のない戦争 The War without a Price Tag』『nora(s)』

休み。

朝4時くらいに、ルー・リードの死去を知る。
かなりショックでした。
自分でさえも多大な影響を受けているわけで、音楽界でも追悼のtweetがひたすら流れている。

午前は久しぶりによく寝る。
昼からとにかく雑用。



午後から観劇2本。
ぼーっとしていたら、時間がぎりぎりになってしまった。



第20回BeSeTo演劇祭 BeSeTo+参加作品

劇団印象-indian elephant-
『値札のない戦争 The War without a Price Tag』
@こまばアゴラ劇場

作・演出:鈴木アツト 共同演出:呉致雲(オ・チウン)

戦争が無くなった世界。失業して食うに困った戦争写真家は、仕事を分けてもらいに、売れっ子ヌードカメラマンのところを訪ねる。
二人は、冗談半分で、「戦争写真」を捏造することを思いつくが、その「戦争写真」に、ネタに困っていた新聞社が飛びつき、高額で売れてしまう。
味を占めた二人は、やらせの「戦争写真」創作という遊びに没頭していく。やがて、その嘘の戦争を本物の戦争に変えて、一儲けを企むお金持ちたちが現れ、事態はあらぬ方向に進んでいく。


beseto-omote2

beseto-ura2

   
【出演】 ベク・ソヌ(劇-發電所301)
     ヤン・ヒョユン
     泉正太郎
     根本大介
     田中佑里


一言でいえば、駄作。
なんといえばいいのだろうか。
素人の舞台を観ている気分になった。

まず、演者に華がない。
演技力もさることながら、言葉の発し方、相手の間の取り方、動き、全てが三流。
観ていて、しまらないのだ、芝居が。

もちろん、韓国人と日本人が日本語で芝居をしているということで、言葉のイントネーションなどに難が出てきて、テンポが死んでいるというのはある。

ただそれ以上に、演者に輝きがないのだ。
なんか、素人劇団の演劇を見せられている気分。
ストーリーは上記の通り。
でも、それだけ。
実際に体験していないからというわけではないが、机上の空論をそのまま現実化したようで、とにかくつまらない。

終わった時に、関係者が本日が最終日だと挨拶をしたが、その挨拶中に席を立った人が複数いた。
同じ気分。


うーん、このBeSeTo演劇祭、いまだホームランはない。
なんというか、つまらなさの方が先行してしまっている。
暗い気持ちで小竹向原に向かう。




第20回BeSeTo演劇祭 BeSeTo+参加作品

shelf『nora(s)』
原作:ヘンリク・イプセン、他 構成・演出:矢野靖人
@アトリエ春風舎

川渕優子 Yuko KAWABUCHI
春日茉衣 Mai KASUGA
ミウラケン Ken MIURA
日ヶ久保香 Kaoru HIGAKUBO
Cho Yu Mi (soo)

妻でなく、娘でもなく母親でもなく女でもない、一人の人間として扱われることを求め、しかしそれが裏切られることによって、すべてを振り切って家を出たノラ。今、改めてこのテクストを読み返すと、ここには近代以降の人間の「自我」の問題、つまり「私」とは何者か? という答えようのない問いが含まれている。
本公演は、日韓の演劇人を中心に国際共同制作を実施。
近代的「自我」の問題に取り組むとともに、日本からだけでなく、東アジアからみたヨーロッパ文化の受容史を検証したい。


shelf_vol16_omote



イプセンの『人形の家』が題材になっていることをもっと早く知っておくべきだったことを後悔。

というのは、観劇中、よく内容についてはわからなかったからだ。

それにしても、極限まで絞った照明、音。

劇場に響き渡る声。

美しい出演者の女性たち。

厳選された声、言葉。

すごい世界観だった。

正直言って、あまりに世界に浸ってしまったので、気持ちよくなって睡魔がふわっと襲ってきたほど。

内容がよくわからない、感じるだけの世界。

たった1時間の公演だが、圧倒された。

寝てしまって、ごめんなさい。



という2作品。


___________________________________________________

今日まで聞いていたCD

Pop
U2
Island
1997-03-03



まさに高校時代に出たアルバム。
あまり馴染みがないアルバムであるが、職場で流すとこれが栄える栄える。
いいアルバムなのだと改めて思う。
1曲、1曲ではなく、アルバム通して全体像が素晴らしいのだ。









hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(436)TrackBack(0) Clip to Evernote 音楽 | 演劇

October 21, 2013

10/21 (月) 映画『ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』@TOHOシネマズ 渋谷

休みで終日雑務。
疲れが抜けない。
週末の結婚式に向けてスーツなどを出す。

休みなのに休めず、かえって疲れた、といってはいけないか。
夕方、渋谷に向かう。
本当は自転車で行きたかったのだが・・・。



●映画『ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』
2013年/イギリス/原題『The Stone Roses/Made Of Stone』
監督:シェイン・メドウズ 製作:マーク・ハーヴァート 
出演:ザ・ストーン・ローゼズ(イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、レニ、マニ)他

全世界の音楽シーンに多大なる影響を与えたザ・ストーン・ローゼズ。
この夏、ソニックマニアのライヴで、日本を熱狂の渦に巻き込んだ彼らの、96年の解散から15年後の2011年10月18日、再び始まった活動を最も近くで記録したドキュメンタリー映画が、ついに公開される。
監督は、熱狂的なローゼズ・フリークであるシェイン・メドウズ監督(『This Is England』)。
再結成にまつわるライヴやバックステージ映像以外にも、これまで未公開であったアーカイヴ映像も多数。
さらに、バンドにとっても、監督メドウズにとっても、日本のファンは特別な存在なのだ、
ということがエンドロールで明らかになる。 ぜひ、この機会に、大スクリーンでお楽しみください。




うっかりしていたら、あっという間に先行上映(1週間限定)のチケットが売り切れていた。
自分も改めて見たら、チケットは最前列、端っこだった。
映画館で最前列は人生2回目。
1回目は『ターミネーター2』。終わったらあまりの迫力でトイレで吐いた思い出。




とても素敵な映画。
わざとか、スタッフのミスかわからないが、映画館の中がとても暑く、ライブを1回体感したような気分。
精神的にも心地よい疲労感にあふれていた。

彼らが復活する中での映像を主として、昔の映像を合わせて進んでいく。
他の映画のドキュメンタリーと違うことは、曲をしっかりとすべて流すのだ。
映画館で見るべき、大音量で大画面で見られるべき映画。

この映画を見て思ったことは、ストーンローゼズはこの4人でないと成立しないということ。
4人が化学反応を起こし、素敵な曲が奏でられるのだ。
ギター1人の4人のバンドであっても、物足りなさをまったく感じられない。

それは、現役時代をほとんど知らない(体感していない)自分としては、昨年のフジロックフェスティバルで体験して、はっきり言ってノックアウトされた。
バンドも、演奏も、楽曲も完璧。
さらに、彼らをずっと待っていた、グリーンステージにいたファンが素晴らしかった。
バンドとファン、とても素敵な関係。
素晴らしい体験だった。



あまりにも素晴らしくて、今年のソニックマニアにも参戦。
1年ぶりにまた観てしまったのだ。



この映画は、ローゼズのファンによる彼らへの賛歌だ。
あっという間に映画は終わってしまってしまい、少し物足りなさを感じてしまうが、彼らのファンであれば、うれしく、ハラハラして、盛り上がり、興奮してしまうだろう。
そういう意味で、映画館が熱気に包まれた。

音楽に世界を変える力はあるのだろうか。
自分はあると思うし、ミュージシャン人たちはないという人も見受けられる。

でも、十数年ぶりに復活した彼らを温かく迎え入れた世界中のファン、この事実は素晴らしいと思うのだ。
毎日の生活の活力になり、励まされていくのだ。

彼らがツアーのウォームアップギグをやるシーンは一つのハイライト。
学校の副校長で彼らのファンだった男性が、自分の学校の職を、チケットを持っている人に交換しようとして失敗して、今度は自分の車を差し出そうとしていた。
ジョークとしても、シーンを見ている限り、愛されていることにほほえましくなった。

この映画を見ていて、彼らの音楽はなんか懐かしさがある。
80年代から90年代の哀愁。
自分も音楽を聴き始めたころの。

自分が生きていることへの賛美、肯定。
そんなことを考えつつ、時間が経って、またオリジナルメンバーが戻って素敵な音を奏でる。
素敵なこと。

エンディングで、まさに自分が体感したフジロックフェスティバルの映像。
イギリス人だけでなく、日本人もみんなでしていた大合唱。
思わず涙が出た。









___________________________________________________

今日まで聞いていたCD



Home
Collective Soul
El Music Group
2006-02-07



何度も書いているが、彼らは思い出のバンドの一つ。
ローリングストーンズの来日公演で東京ドームに行ったときに彼らの曲が流れていて、その曲がどの曲かわからない。
そうして10年以上経ってから、彼らと出会い、まさに彼らの曲と分かるのだ。

このアルバムはライブ盤だが、オーケストラと共演、彼らの魅力があふれている。
運命の曲はこの曲。




Greatest Hits: 50 Big Ones
Beach Boys
Capitol
2012-09-24



いうことなし。
また、QVCマリーンで体験したライブ、あの感動は味わえるのか。



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0) Clip to Evernote 考えたこと | 音楽

October 18, 2013

10/18 (金) 青年団+大阪大学 ロボット演劇プロジェクト アンドロイド版「三人姉妹」@新国立劇場 中劇場部隊




青年団+大阪大学 ロボット演劇プロジェクト
アンドロイド版「三人姉妹」

原作:アントン・チェーホフ 作・演出:平田オリザ
ロボット・アンドロイド開発:石黒 浩(大阪大学&ATR石黒浩特別研究室)

2013年10月18日(金)- 19日(土)

会場:新国立劇場 中劇場 舞台上舞台

アンドロイド演劇最新作。スペイン・台湾・ロシアと海外ツアーを終えて、2ステージ限りの凱旋公演!

かつては家電メーカーの生産拠点があり、大規模なロボット工場があった日本の地方都市。

円高による空洞化で町は衰退し、現在は小さな研究所だけが残っている。
先端的ロボット研究者であった父親の死後、この町に残って生活を続けている三人の娘たち。
チェーホフの名作『三人姉妹』を翻案し、日本社会の未来を冷酷に描き出す、アンドロイド演劇最新作。


出演

アンドロイド「ジェミノイドF」 ロボビーR3
山内健司 松田弘子 大塚 洋 能島瑞穂
石橋亜希子 井上三奈子 大竹 直 河村竜也 堀 夏子
アンドロイドの動き・声:井上三奈子


71ba0ae1e2ddd160782bc7cfe134122f


まず会場に入ってびっくり。
よく見ていなかったから自分が悪いのだが、これは新国立劇場中劇場のステージ上を客席とステージにしているのだ。
つまり、会場に入れば、会場がある。
なんでこんなことしているのだろうか。
本当に写真に撮りたかったが、不思議な体験
そもそも、新国立劇場(小劇場を除いて)はたっぷり税金を使って建てられたため、厳かな雰囲気が万点。
その中で、「三人姉妹」が上演される期待感で、さらに厳かな雰囲気。
ただでさえも青年団は基本は自由席での上演なので、早めに来たほうがお得。
そのギャップが面白かった。

この中劇場は以前は、とてもよくない思い出のある会場なので、逆にきょうはとても期待が大きかったが、自分だけか。
ロボットの動きに影響を与えるから、wi-fiは必ず電源を切るように指示を繰り返し受ける。
ますます期待感が高まる。

その間にも、ロボット(ロボビーR3)が何度かステージを横断する。

そんな中で明るいまま始まる。

結論から言えば、とても面白い作品だった。
久しぶりに大満足といえる演劇作品に仕上がった。

三人姉妹と、現代との接点をしっかりと見出し、さらにロボットと人間のかかわり、その部分をしっかりとクローズアップしている脚本に唸った。
特に、会話劇が主になる青年団に、ロボット(特に音声)が見事にシンクロしていることが素晴らしかった。
まったくストレスなし。

言いたいことはたくさんあるが、後半で引きこもりの三女と、アンドロイド(ジェミノイドF)が言い争いをするシーンは象徴的。
人間とデジタルに生きているロボットとの対照。
この部分がこの話の肝になっていると思った。

日常の生活でありながら、どこかの家庭ではよくありそうな設定。
それを少しずつ全体像が把握できるような90分。
その中で、ロボットと人間。
違和感のない設定でよく練られた設定。
そして実力のある出演陣。

見事な時間を過ごすことができました。





___________________________________________________

今日まで聞いていた音楽

Alanis Unplugged
Alanis Morissette
Maverick
1999-11-19



彼女の場合、オリジナルのアルバムの完成度が恐ろしく高いが、アンプラグドの少しリラックスしたこの音の感じはとてもいい。
彼女の魅力が十分に満ちているアルバム。









解散ツアーの音源。
音質がバラバラだが、勢いが本当にいい。
自分にとってもいい思い出のあるバンドで、今年生で観られて、素晴らしいバンドであることは変わらない。
本当に素晴らしいバンド。





hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(456)TrackBack(0) Clip to Evernote 演劇 | 音楽

October 03, 2013

10/ 3 (木) 晴れのち雨

今日ふと思った。
自分の生き方は醜いと。
これは一生そうなのか。
変えられるのか。
それは自分次第だが。
ホリエモンも言っているが、一歩。
それが大事。
わかっているのだが。



KUDAN Project
『真夜中の弥次さん喜多さん』2013


原作:しりあがり寿
脚本・演出:天野天街
出演:小熊ヒデジ&寺十吾

@こばまアゴラ劇場



yazikita2013omote



結構期待したのですが、いまいち面白さがわからず。
確かに、寺十吾は見応えあった。
でも、なんというか、全体的におごった作風、全体的に荒い演出、自分たちはこれでいいんだという感じが自分には拒否反応になってしまった。
なんだろうな。
パーツがもっと組み合えば素晴らしい作品になっていたはずなのに、本当に残念になってしまっていた。

ちなみに超満員でした。



帰りに、Suicaを落とす。
これまた運命。
無念。


___________________________________________________

今日まで観ていたDVD

監督:ボブ・フォッシー
出演者:ライザ・ミネリ、 マイケル・ヨーク、 ヘルムート・グリーム、 ジョエル・グレイ
収録時間:123分
レンタル開始日:2004-05-28

Story
ボブ・フォッシー監督、ライザ・ミネリが主演し、アカデミー賞主演女優賞他8部門を受賞したミュージカル映画。30年代のベルリンを舞台に、夢を追いキャバレーで働くショーガールと、彼女が恋した語学生と貴族の青年の奇妙な交流を描く。 (詳細はこちら



ライザ・ミネリのキュートさが全開。
やはりストーリーが単純でないところがすごい。
夢を追うショーガール、そして男。
そして時代。
映画館で観て、なにもストーリーが記憶に残らなくても、ズシンとした見応えがある。



___________________________________________________


今日まで聞いていたCD


Blue Hawaii
Bmg / Elvis
1997-04-15



amazonの評価だと賛否両論だが、自分にとっては思い出のあるアルバム。
一瞬にして空気を変えてしまう名作だと思う。






Universal Mother
Sinead O'Connor
Capitol
1994-09-12



実はこのレビューを作るまで、彼女が引退したことを知らなかった。
自分は彼女の作る音楽が大好き。
バランスが取れている。
自分のやりたいことをしている。
そう思っていた。







こんな素晴らしいライブ盤があるだろうか!!
最高!!



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(444)TrackBack(0) Clip to Evernote 映像 | 演劇