November 2014

November 25, 2014

11/26 (火) 青年団リンク玉田企画 『宇宙のこども』 & YES来日公演

初めてAをこまばアゴラ劇場に連れて行った。






青年団リンク玉田企画 『宇宙のこども』
@こまばアゴラ劇場

玉田企画は、自分にとって相性がいい。
とにかく面白いのだ。

そして、玉田氏、この人は本当に面白い人だと思っている。
ぜひ、一緒に飲んでみたいと思わせる人(相手にとって失礼なのは承知で)。
彼の公演、客入れ(会場の客の誘導)は、彼がおこなう。

今回も旅行での、旅館での設定。
卒業する大学生の、それぞれの人生模様、恋愛模様。
といえば一言なのだが、その絡みがすごく面白い。
会話だけで、90分持たせるのもそうだが、細部まで徹底的に練られている。
普段の会話なのに、笑える。
そう、自分たちも交わしているだろう会話なのだ。

ポイントは、自分も普段、話していたかもしれない会話なのだ。

アフタートークで藤田容介氏(映画監督)
『福福荘の福ちゃん』の監督だ。



この方は、Aの横に座っていたが、的確でわかりやすいトークで面白かった。
会話劇は、難しいものや、わけのわからないものが多い。
確かに。

映画と演劇の違い、また玉田氏が今後、どのようにすればいいかの相談など、久しぶりに充実したアフタートークでした。


その後、渋谷でAで買い物。
共働きではまったくなかった時間だな。
買いたいものがたくさんあり、特に無印良品は10%引きということもあり、買ってしまった。

その後、後楽園(と今は言わないか・・・)に向かう。
東京ドームのステラホール。
YESの来日公演。

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立見席。
ウドーが主催で本当に最悪な対応を受けたが、ライブが良かったのでここでは書かない。

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洋楽を聞くきっかけになったバンド。
中学生の自分が彼らのアルバムを聞いて、衝撃を受けないわけがない。
自分の多感な時期に、多大な影響と派生を与えてくれた。

最近は何をしているのかもあまりわかっていなかった。
アルバムを出したが、聞いていない。
来日公演もあったのかはわからない。

でも、彼らの年齢から考えてみても、最後のチャンスと思い。
期待はそれほどしていなかった。

ところが、素晴らしいライブだった。
「危機」「こわれもの」の完全再現ということだが、もちろん楽曲のすばらしさもさることながら、今になって新しい発見が山ほどあった。

ライブ。
これが素晴らしい。
年齢よりも、人数の少なさの弊害はもちろんあるが、それよりも素晴らしさが優っていた。

驚いたのは、YESはジャズなんだということ。
CDで聞いていた時に、何といえばいいのか、流して聞いていたところが、これほどいいと思わなかった。
自分はチケット代をセーブするために立ち見(2階席最上段・・・)で観たが、終始体が動いてしまった。
快感のリズム。
これになぜ気付いていなかったのか。

そして、年齢でコーラスが弱いなどある(後半はPA改善されていた)が、よくこの人数で善戦していた。
全員の技術の高さ、特に、あのボーカルはすごいな(Jon Davisonという人だそうです)と思わざるを得ない。

そして何といってもスティーブ・ハウのギターは圧巻。
65歳を超えているおじいちゃんが、正確なピッキングをされたら、速弾きをされたら、それは痺れます。
リズム、速さがそのまま正確。
土台がしっかりしているのだ。


2時間超のライブだが、大満足。
ライブ後、思わずTシャツを買ってしまった。
4,000円と安くないが、自分の音楽歴と今日のライブの出来、そして自分へのご褒美。

これです。









大満足の一日でした。





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今日まで聞いてたCD

What We Must (ZENCD103)
Jaga Jazzist
NINJA TUNE
2005-04-25



フジロックで味わってからいまだに余韻が大きいバンド。
その衝撃でアルバムをすべて買ってしまった。
そのアルバム。
北欧のイメージそのままで、少しミスティリアスで素晴らしい。





LIVE IN JAPAN
プライマル・スクリーム
ソニーミュージックエンタテインメント
2003-06-18



このアルバムは、何回聞いているかわからないが、いまだに体にエネルギーがわいてくる。
音は荒いが、そんなこと気にしないです。
何度も言うが、shoot speed/kill light とautobahn 66 最高です。



2001年度サマーソニックの映像






Pala
Friendly Fires
Xl Recordings
2011-05-24



最近聞いた中では、抜群の良さ。
あーあ、なんでフジロックで観なかったのだろうと後悔。
大変素晴らしいアルバムです。



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(73)

November 13, 2014

11/13 (木) 爆音映画祭:ビョーク 『バイオフィリア・ライヴ』

自分の理想と現実。
一人で戦っていかなければいけない自分と、頼って戦わなければいけない自分。
深い鬱。
でも、いい天気ということもあって、気持ちが前向きになってきたのはよかった。
今週は3日休めて、少しだけ救われた。


夜、今日も渋谷。
考えてみれば、なぜ渋谷に一本で行けるところにすまなかったのか本当に後悔。
明日も夜は渋谷の予定。

今日はビョークの爆音映画。


ビョーク 『バイオフィリア・ライヴ』

photo


バイオフィリア・ツアー最終日、他の国には持ち込めなかった特注楽器「シャープシコード」も登場した、2013年9月3日のロンドンはアレクサンドラ・パレスでのライヴを収録。自然界の映像とCG映像を屈指しライヴとシンクロさせながら『バイオフィリア』の世界観をあますことなく伝える作品となって

『バイオフィリア』とは
アプリ開発者、科学者、発明家、ミュージシャン、楽器製作者らとのコラボレーションにより、宇宙とその物理的な力、中でも音楽と自然とテクノロジーの邂逅状態を探求した壮大なマルチ・メディア・プロジェクト。“音が空間の中で、どうやって物理的に動くか、それが宇宙とどのように共通しているか?”がテーマとなった作品で、カスタム・メイドの楽器(重力で弦をはじく「グラヴィティ・ハープ」、ガムランとチェレストを融合させた「ガムレスト」、巨大な変圧器「シンギング・テスラコイル」など)やアイスランドの女性合唱団と共に創りあげたビョークの前代未聞の試みが大きな話題となった。

『バイオフィリア・ライヴ』とは
2011 年 7 月にイギリスのマンチェスターから始まり、フェスティヴァルを挟みつつ各国を回ったバイオフィリア・ツアーは、2013年9月に再びイギリスにもどり幕を閉じた。アジアでは唯一の開催となった2013年8月の「日本科学未来館」での公演チケットは瞬く間にソールドアウト、一部のラッキーなファンしか観ることが叶わなかった超プレミアム・ライヴとなった。またバイオフィリア・プロジェクトの重要な構成要素である子供たちに向けた教育的ワークショップもこの期間(7/31-8/6)に開催された。これは、レイキャビク、ニューヨーク、ブエノスアイレス、オスロ、パリ、サンフランシスコ、ロサンゼルスに続いて東京が世界で8か所目の開催地となった。







クラブクアトロに椅子があって、椅子を置くと本当に狭い会場なのだと実感。
実際、半分くらいが椅子で、残りの人はスタンディング。
本当に夢見心地の90分。




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今日まで読んでいた本


表裏井上ひさし協奏曲
西舘 好子
牧野出版
2011-09



こまつ座、井上ひさし作の戯曲作品は一時期、狂ったように観ていたので、正直衝撃。
こういう本に出会っていいのかどうかもわからず。
肯定も否定もできない自分がいる。

分かったつもりでいうのは失礼だが、彼の作品には綺麗ごとで終わる作品がある。
何というか、説教ではないが、説教臭い。
「ムサシ」も。
それは彼が持っているトラウマが反映されていたのではないかと、同じ男としてわからないではない。
しかし、人の夫婦生活を覗くのはあまりいい気分ではなかった。

hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(141)  | 音楽

November 12, 2014

11/12 (水) 劇団競泳水着『別れても好きな人』@こまばアゴラ劇場

休み1日目。
雨が降るといいながら、降ったり降らなかったり。
夜は駒場で観劇




ひどい舞台を観たので、やっと気持ちがほっとした。
素直によくできた舞台でした。


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今日買ったCD




Expanded
These New Puritans
Imports
2014-11-04



Sonic Highways
Foo Fighters
RCA
2014-11-11




フレッシュ・アンド・マシーン
ダニエル・ラノワ
SMJ
2014-11-26




Gary Clark Jr Live
Gary Clark Jr
Warner Bros / Wea
2014-09-23



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(133) 演劇 | 音楽

November 09, 2014

11/ 9 (日) 小さなことから

11月。

あっという間に年末になってしまうのだなと、Aのおなかが大きくなってきて、でも冬。
さみしさとゆっくりものを考える時期。

いろいろあったけれど。
でも何も積み上げられていない気がして。






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最近まで聞いていたCD

志の輔らくご 両耳のやけど10〜五貫裁き/茶の湯
立川志の輔
テイチクエンタテインメント
1996-10-21




実は自分はこの噺をよく知らなかった。
そして聞きながら、やはり茶の湯の意味を分からないとこの噺はわからない。
ある程度の教養がないとだめなのだということ。
部下で自分が落語が好きで、でもその部下は落語はまったく興味がなかった。
でも、顧客でその部下と同年代の方が落語が好きということに衝撃を受ける。
自分は知らない。
なぜだろう。
そう考えていた部下。
茶の湯はわかっているのだろうか。
そう思いながら、この噺をしみじみ聞いてしまった。



Get Rhythm
Ry Cooder
Warner Bros.
1987-11-03



このアルバムはオリジナルなのだが、とてもパワーにあふれている。
素晴らしい。
そして、ライ・クーダーを一度は生で観てたいものだ。



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(96) 音楽 | 生活

November 06, 2014

11/ 6 (木) 平田オリザ原作「幕が上がる」映画化

自分が動かなければ周辺は変わらない。
それなら、自分は動いているだろうか。
自問自答の毎日。





志賀さんがアフタートークで言っていたのはこのことなのね。
驚きとともにうれしい。


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今日まで聞いていたCD


25 (2cd)
Blues Traveler
Hip-O Select
2012-03-06



結構嘗めていたので、これほどバリエーションが豊かと思わず、じっくり聞いてしまった。
時間が経って聞いて、また印象が変わるだろう。
とても掘り出し物。




Arular
Mia
Interscope Records
2005-05-17



女性のアーティストはあまり好まないが、このアルバムは本当によく聞いた。
リズム、女性の声、見事に調和している。



hasegawa_takeshi at 23:59|PermalinkComments(110) 音楽 | 生活