December 30, 2010

12/30 (木) 再生

自分を顧みる旅を3日間していた。
確かに、脳の中で熟成をさせて、すこしまっとうになった気がする。

3日間、酒も飲まず、ひたすら自己に向かい合った。

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今日まで読んでいた本


伊豆の旅 (中公文庫 A 10-3)
著者:川端 康成
中央公論新社(1981-01)
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時代背景が昔過ぎるが、伊豆が好きな人間にとっては、川端 康成も伊豆が大好きだったんだなと思う、いい本です。



わが愛の税務署―自選短篇集〈6〉ブラック・ユーモア現代篇 (徳間文庫)
著者:筒井 康隆
徳間書店(2003-03)
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この人の書く文章ってすごい。
いつもそう思う。
世の中を見る視点が、自分と異なるのだ。
いつも思う。



人間の証明 (角川文庫)人間の証明 (角川文庫)
著者:森村 誠一
角川書店(2004-05)
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残念ながら、ドラマ化されたのは知らない。
ただ、圧倒的な文圧、内容の奥深さはすばらしいと思った。
同じ文章、でも、読む人に幅広く考えさせ、思いを馳せさせる文章に、恐れ入ったという印象。



ジゴロ (角川文庫)ジゴロ (角川文庫)
著者:伊集院 静
角川書店(1998-10)
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旅の中で、この本は非常に読みやすかった。
さっと読めて、それでも体に本の内容がしみこむ感じがした。
なんといっても、渋谷で中学・高校時代を過ごしたので、懐かしさなども感じたのも事実。
人間臭さ、人間ならではの優しさがしみあふれた内容に、泥臭いが、自分は楽しめました。






月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉 (ヴィレッジブックス)月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉 (ヴィレッジブックス)
著者:アンドリュー スミス
ソニーマガジンズ(2006-02)
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当時を知る人間にとってはとても楽しめると思うが、途中で違和感を感じた。
訳がへたくそなのだ。
読みづらい。
これだけは言っておく。

ただ、内容は超一級。
そしてこれを読んで思うことは、アポロ計画ははるか昔のことになっているということ。
月に行くということが、30年前の話になっているのだ。
その、何気ないことが、この本を読んで驚愕する。

hasegawa_takeshi at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)  | 

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