花笠まつり
August 28, 2007
8/28(火) おばなざわ花笠まつリ
いつものごとく、5時に目が覚める。
のんびりして、朝食前に温泉に入り、体を覚醒させる。
温泉宿のいいところはここのところ。
温泉で体がスベスベ。
朝食は純和風。
平凡な食事ではあるが、ご飯がおいしく。
どうして、必要な分だけ、という発想がなく、小櫃に沢山のご飯を入れてくるのだろう。
残すのがもったいないと思う人間としては、残さずすべてご飯を食べる。
4杯から5杯はお代わりをしたと思う。
Aが心から呆れている。
でも、残して捨てられるよりはまし。
部屋に戻り、爆睡。
休日を満喫。
再度、温泉に入り、チェックアウト。
車に戻り、荷物を置く。
銀山温泉を散策。
昨日は降雨のため、それもとてもひどい雨だったため、今日に順延。
言われたとおり、とても小さな鄙びた温泉街ではあるが、見所は沢山。
大昔の銀の発掘のあと。
とてもリアルで、われわれに訴えかけてくるものがある。
いつ崩れてもおかしくはないのではないかと思わせるほど、スリル満点。
それ以外にも、滝、自然、すべてが時空を超えて存在している。
人間の短い人生などあざ笑うかのような、自然。
とても見ごたえ十分。
小一時間後、車に戻り、またまた温泉に入浴。
宿をインターネットで予約した特典の2つ目(一つ目は、夕食の日本酒2本)で、街の温泉施設の入浴が無料に。
個人が作ったのではないかと思わせるような、モダンで小ぢんまりとした2階建ての建物。
1階は女性で、2階が男性。
湯船に入ろうとしたら、入り口のおじさんが突如入ってきて、湯加減に気をつけろと。
とても小さな温泉の湯船であるが、満足。
尾花沢市街に移動。
昨日ののどかなお祭りの2日目を楽しむために。
昨日はあまり人がいないが、今日もあまり人がいない。
12時ごろに着いたが、メインイベントが15時15分からと。
大丈夫なのか心配になってきたのだ。
昨日と同じように、屋台をぐるぐる。
相変わらず中高生が中心。
平日の昼間だから仕方がないものか。
松尾芭蕉は、奥の細道の旅で、ここ尾花沢で10泊ほどしているのだ。
つまり、尾花沢に来ることがひとつの目的であったのだ。
あまりにもやることがなく、彼が滞在したお寺などもめぐる。
14時過ぎに、地元のそば屋に入る。
実は、美味しいそばを食べるのも、今回の(個人的な)目的。
板そばという、3〜4人分の盛りそばが地元では一般的な食べ方のひとつ(もしくはメニューのひとつ)ということで、早速頼むと、Aがご立腹。
食べすぎと。
Aが怒って店を一人で出て、一時はどうなるかと思ったが、すぐに戻って食す。
出汁が濃く、かなり辛口のツユであったが、とても美味しく。
大満足。
このあたりから、メイン会場では、花笠(頭にかぶる傘の表面に花をつけた感じ)を持った子供たち、若者が、ぞろぞろ集まる。
どんどん集まって、どんどんその人数が増えてくる。
気づいたら、視界の中で、道路がその踊り子で埋め尽くされる。
それまで人がそこそこしかいなかった街に、花笠を持った人が大量に発生、と言ったほうがいいだろうか。
保育園の子供たち、小学生、中学生、高校生、大人たち、ご老人。
どんどん増えていく。
また、子供たちの親、親戚など。
観光客もいるが、明らかに関係者ばかり。
つまり、地元の人たちです。
街自体もそれほど大きいわけではないが、地元のかなりの人間が踊り子として集結。
公式発表では、踊り子は2000人から3000人ということで。
14時45分には、もういつ始まってもおかしくないくらいの熱気。
そこから、地元の保存会などによる、昔の踊り方などの披露(をはるか向こうでやっていた)。
踊り子の数(とその関係者)が多くて、全然見えず。
でも、地元で毎年、毎年、大事に行われていたことがうかがい知れる。
15時15分、号砲とともに、スタート。
実は昨日も、さっきまでずっと町内にかかっていたお囃子にあわせて、いっせいに踊り始める。
踊り自体は、非常にシンプル。
小さな子供でも、少し練習すれば踊れる。
それが、大勢の人数で踊り始め、道路を練り歩く。
小さな子供たち、大人、学生、ご老人方。
これが実に感動的。
パワーあふれる、街の人たちの勢い、愛情、伝統に、感動した。
同時に、このようなフェスティバルがあるこの街をうらやましく思った。
踊り子たちは、自分の属しているグループごとに集団で、踊り、移動する。
○○小学校のグループ、××高校のグループ、といった。
仲良し軍団で、移動。
踊り自体も単純なので、時折、横の踊り子と話したり、そのゆるさがなんとも言えず。
NHKのテレビカメラの前で、真っ赤になってまじめになって踊っていた高校生など、こちらも笑ってしまった。
実は、流派が4つほど分かれている。
グループによって踊り方が異なることもあり。
高校のグループで、同じグループ内で、踊りが違う学生もいた。
住んでいる地域によって異なるのだろうか。
なんかひとつのことで、町全体が取り組める。
いいですね。
16時になって、街を出ることに。
本部の近くで、振る舞いスイカが。
実はこの街はスイカが名産。
とても美味しいスイカを頂きました。
この踊りは、夜8時まで続くということをうなずけるのが、駐車場までの移動にて。
どんどん、踊り子がメイン会場に移動しているのだ。
前日はガラガラだった駐車場には、車が満杯。
市役所前でも、沢山の踊り子が。
観光客のための祭りではなく、自分達の祭り。
中高生が、嫌々参加しているとしても、東京などの都会に出てみて、初めて気づくと思う。
自分たちのお祭りが如何に素晴らしいものであったことが。
山越えで宮城県に移動し、そのまま東北自動車道で。
途中、休憩1回で、6時間、根気強く運転。
平均時速120キロ。
大雨にあったりしながら。
われながら、驚異的な集中力。
家に着き、酒を飲むが、すぐに記憶が飛ぶ。
こうして、2日間の旅は終わったのであります。
のんびりして、朝食前に温泉に入り、体を覚醒させる。
温泉宿のいいところはここのところ。
温泉で体がスベスベ。
朝食は純和風。
平凡な食事ではあるが、ご飯がおいしく。
どうして、必要な分だけ、という発想がなく、小櫃に沢山のご飯を入れてくるのだろう。
残すのがもったいないと思う人間としては、残さずすべてご飯を食べる。
4杯から5杯はお代わりをしたと思う。
Aが心から呆れている。
でも、残して捨てられるよりはまし。
部屋に戻り、爆睡。
休日を満喫。
再度、温泉に入り、チェックアウト。
車に戻り、荷物を置く。
銀山温泉を散策。
昨日は降雨のため、それもとてもひどい雨だったため、今日に順延。
言われたとおり、とても小さな鄙びた温泉街ではあるが、見所は沢山。
大昔の銀の発掘のあと。
とてもリアルで、われわれに訴えかけてくるものがある。
いつ崩れてもおかしくはないのではないかと思わせるほど、スリル満点。
それ以外にも、滝、自然、すべてが時空を超えて存在している。
人間の短い人生などあざ笑うかのような、自然。
とても見ごたえ十分。
小一時間後、車に戻り、またまた温泉に入浴。
宿をインターネットで予約した特典の2つ目(一つ目は、夕食の日本酒2本)で、街の温泉施設の入浴が無料に。
個人が作ったのではないかと思わせるような、モダンで小ぢんまりとした2階建ての建物。
1階は女性で、2階が男性。
湯船に入ろうとしたら、入り口のおじさんが突如入ってきて、湯加減に気をつけろと。
とても小さな温泉の湯船であるが、満足。
尾花沢市街に移動。
昨日ののどかなお祭りの2日目を楽しむために。
昨日はあまり人がいないが、今日もあまり人がいない。
12時ごろに着いたが、メインイベントが15時15分からと。
大丈夫なのか心配になってきたのだ。
昨日と同じように、屋台をぐるぐる。
相変わらず中高生が中心。
平日の昼間だから仕方がないものか。
松尾芭蕉は、奥の細道の旅で、ここ尾花沢で10泊ほどしているのだ。
つまり、尾花沢に来ることがひとつの目的であったのだ。
あまりにもやることがなく、彼が滞在したお寺などもめぐる。
14時過ぎに、地元のそば屋に入る。
実は、美味しいそばを食べるのも、今回の(個人的な)目的。
板そばという、3〜4人分の盛りそばが地元では一般的な食べ方のひとつ(もしくはメニューのひとつ)ということで、早速頼むと、Aがご立腹。
食べすぎと。
Aが怒って店を一人で出て、一時はどうなるかと思ったが、すぐに戻って食す。
出汁が濃く、かなり辛口のツユであったが、とても美味しく。
大満足。
このあたりから、メイン会場では、花笠(頭にかぶる傘の表面に花をつけた感じ)を持った子供たち、若者が、ぞろぞろ集まる。
どんどん集まって、どんどんその人数が増えてくる。
気づいたら、視界の中で、道路がその踊り子で埋め尽くされる。
それまで人がそこそこしかいなかった街に、花笠を持った人が大量に発生、と言ったほうがいいだろうか。
保育園の子供たち、小学生、中学生、高校生、大人たち、ご老人。
どんどん増えていく。
また、子供たちの親、親戚など。
観光客もいるが、明らかに関係者ばかり。
つまり、地元の人たちです。
街自体もそれほど大きいわけではないが、地元のかなりの人間が踊り子として集結。
公式発表では、踊り子は2000人から3000人ということで。
14時45分には、もういつ始まってもおかしくないくらいの熱気。
そこから、地元の保存会などによる、昔の踊り方などの披露(をはるか向こうでやっていた)。
踊り子の数(とその関係者)が多くて、全然見えず。
でも、地元で毎年、毎年、大事に行われていたことがうかがい知れる。
15時15分、号砲とともに、スタート。
実は昨日も、さっきまでずっと町内にかかっていたお囃子にあわせて、いっせいに踊り始める。
踊り自体は、非常にシンプル。
小さな子供でも、少し練習すれば踊れる。
それが、大勢の人数で踊り始め、道路を練り歩く。
小さな子供たち、大人、学生、ご老人方。
これが実に感動的。
パワーあふれる、街の人たちの勢い、愛情、伝統に、感動した。
同時に、このようなフェスティバルがあるこの街をうらやましく思った。
踊り子たちは、自分の属しているグループごとに集団で、踊り、移動する。
○○小学校のグループ、××高校のグループ、といった。
仲良し軍団で、移動。
踊り自体も単純なので、時折、横の踊り子と話したり、そのゆるさがなんとも言えず。
NHKのテレビカメラの前で、真っ赤になってまじめになって踊っていた高校生など、こちらも笑ってしまった。
実は、流派が4つほど分かれている。
グループによって踊り方が異なることもあり。
高校のグループで、同じグループ内で、踊りが違う学生もいた。
住んでいる地域によって異なるのだろうか。
なんかひとつのことで、町全体が取り組める。
いいですね。
16時になって、街を出ることに。
本部の近くで、振る舞いスイカが。
実はこの街はスイカが名産。
とても美味しいスイカを頂きました。
この踊りは、夜8時まで続くということをうなずけるのが、駐車場までの移動にて。
どんどん、踊り子がメイン会場に移動しているのだ。
前日はガラガラだった駐車場には、車が満杯。
市役所前でも、沢山の踊り子が。
観光客のための祭りではなく、自分達の祭り。
中高生が、嫌々参加しているとしても、東京などの都会に出てみて、初めて気づくと思う。
自分たちのお祭りが如何に素晴らしいものであったことが。
山越えで宮城県に移動し、そのまま東北自動車道で。
途中、休憩1回で、6時間、根気強く運転。
平均時速120キロ。
大雨にあったりしながら。
われながら、驚異的な集中力。
家に着き、酒を飲むが、すぐに記憶が飛ぶ。
こうして、2日間の旅は終わったのであります。